JAPAN絵本よみきかせ協会 代表理事 景山聖子

コラム・インタビュー

3.絵本の読み聞かせを学ぶ、保育士

――読み聞かせでは、「技術」だけでなく「子どもとのコミュニケーション」も求められているんですね。

現在、読み聞かせの講座も開講されていますが、そちらではどのようなことを教えていますか?

 

講座では絵本の特徴と、読み聞かせのコツをお伝えした上で、その絵本が、子どもや自分にとってどのような効果を及ぼすのかをお伝えしています。

受講者の方たちは、様々な年齢、職種の方がいらっしゃいますね。

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――保育士や教師の方々も受講されていると聞きました。

受講される保育士はどのような目的で来ていますか?

 

保育士さんですと、もっと「子どもと接するような」読み聞かせをしたいという気持ちで受講されてる方がいましたね。

その方は読み聞かせの技術が高まったので、子どもがどんどん話を聞くようになりました。

現在では、プライベートな時間をボランティアに使っているようです。昔やっていたキーボードを使って、絵本の読み聞かせの弾き語りを始めています。

この方の場合は、読み聞かせの技術向上だけでなく、自分の「やりがい」にも繋がりましたね。

 

絵本の読み聞かせの具体的なコツを上げると、例えば声の小さい方だったら、マイクを通さなくても「気持ちを遠くの人にあわせるだけ」で声が3倍大きくなります。それを知って、実践することで大勢の人の前でもやれるという自信に繋がります。一つ一つの具体的なコツを知ると自信に繋がって使いこなせるようになるんですね。そうすると仕事だけでなくいろんなことに挑戦したくなりますね。

絵本はすごく上手に作られていて、絵の位置や、デザインにも理由がある。その「知識を知る」ことで、自信がついてどこでもやれるようになります。

また、講座では心理学についてもお伝えするので、保護者に対して的確な説明ができるようにもなりますね。お母さんに対する会話が怖くなくなります。

実際にあった例ですと、読み聞かせのやり方について、同僚や先輩からこれまでの慣習に従うように注意されても、自分のやり方を理論的に説明することで、信頼を得てやらせてもらえるようになったという話を聞きました。

また素話が不得意で保育士試験を落ちてしまう方がいたんですけれど、講座を受けてからは自信がついて合格されたと報告がありました。

 

 


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