保育士転職コンサルタントが教えるお仕事探しコラム

保育士さんが履歴書を作る時の6つのチェックポイント

 

保育士さんが転職活動をする時に必ずと言っていいほど必要となるのが【履歴書】です。大事な書類ではあるものの、普段はあまりご縁のない履歴書を書く時の6つのチェックポイントについて今回はお話していきます。

 

1、履歴書の写真の裏には必ず名前を書く

採用担当者の手元にはたくさんの履歴書が届きます。万が一、自分の写真がはがれてしまった時に備えて、写真の裏には必ず漢字でフルネームと撮影日を記載するようにしましょう。

また、新卒の方は大学名と学部名を書くようにすると良いでしょう。
先の尖っているペンを使用すると写真の表面に凹凸ができてしまう可能性がありますので、丸みを帯びた細い油性ペンがおススメです。

 

2、ふりがなは平仮名で、フリガナは片仮名で書く

履歴書の名前や住所の少し上に振り仮名を記入する欄があります。平仮名で書くべきか片仮名で書くべきか悩まれる方がいらっしゃいますが、答えとしては『ふりがな』と書かれている時は平仮名で、『フリガナ』と書かれている時は片仮名で書きましょう。

意外と注意したいのが求人サイトなどに入力するタイミングです。ルールを知っている方でもスマートフォンなどで入力しているとつい誤って記載してしまう事があるので気をつけましょう。

 

3、株式会社は入社、社会福祉法人は入職

保育を始め、福祉業界で少し特殊なのは職歴欄の末尾の書き方です。株式会社運営の保育園の場合は一般企業と同じように『入社』という言葉を使えば大丈夫ですが、社会福祉法人や学校法人、宗教法人の場合などは『入職』という言葉を使用するようにしましょう。

ちなみに医療法人社団のクリニックで医療事務などの経験がある場合も『入職』や『勤務』という表現をします。公務員の場合は『入省』や『入庁』という言葉を使うこともあります。

 

 

4、職歴欄を園名だけで書かないようにする

職歴欄に保育園名のみを記載してしまっているケースを多く見かけますが、基本的には社会福祉法人、株式会社といった法人名を記載するようにしましょう。

また、法人名の後に保育園名を書くのが理想ですが、異動などの関係で一つの法人内で3,4の保育園での勤務経験がある場合は職歴が多く見えてしまう為、あえて書かない方が良い場合もあります。

 

5、志望動機欄は長すぎず、短すぎず

そもそも何をかけばいいのか迷う事が多い履歴書の志望動機欄ですが、基本的には「なぜ、その保育園を選んだか」を中心に書きましょう。転職の場合は、「小規模で一人ひとりと密に関わりたい」「大規模の園で行事に力を入れたい」といった現在の職場で達成できないことを書くのもおススメです。

なお、欄の大きさにもよりますが、志望動機については4~5行程度にまとめるのが理想的と言えます。あまりに短すぎるとやる気が不足しているように取られてしまう可能性があり、反対に長すぎると細かく目を通してもらえないことがあります。

 

6、配偶者と扶養家族ってなに?

履歴書の右下にある『配偶者』と『扶養家族』の欄。普段、日頃の生活の中ではあまり聞きなれない言葉ですが、『配偶者』は【夫】と【妻】になります。

『扶養家族』の欄は、自分自身の扶養に入れる家族がいるかどうかを記入します。したがって、例えばお子さんが旦那様の扶養に入っている場合には、ご自身の扶養家族は『0人』となります。

 

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