出産・育児明けの保育士の就活・求人と保育士派遣

保育士転職コンサルタントが教えるお仕事探しコラム

 

ご自身の出産・育児が落ち着いた頃、保育士としての現場が恋しくなり復帰を希望する方がたくさんいらっしゃると思います。今回はそんな方々が就活をする際に気をつけることや、オススメの働き方についてお話ししていきます。

 

保育士としての体力の低下と時間の制約

「自分自身の子育ても相当ハードだったので、出産前よりも逆に体力がついている気がします。」

出産や子育て明けの保育士の方々と話していると、結構な頻度でこうした言葉を聞くことがあります。確かに新生児期・乳児期は、深夜も何度も夜泣きやミルク、おむつ替えで起きなければならないこともあり、睡眠不足なども含めて保育士時代とは違った疲労が溜まります。

しかし、現場に戻るとわかるのですが、実際仕事を始めてみるとブランク前に自然にやっていたことでも疲労を感じてしまったり、自身の子育てとの両立も重なってくるので相当な負荷がかかります。

また、自分の子どもを預けている保育園の開所時間内と預け先と勤務先の往復時間を考慮しなければならない為、フルでシフト対応をするのは難しいケースがほとんどです。

 

時短正社員の求人枠は見つかりにくい

出産前から働いていた保育園で産休・育休を取った場合は、復帰後に時短勤務をしやすくなりますが、結婚・出産と同時に仕事を辞めてしまった場合、時短正社員の枠を見つけることが非常に困難となります。

中にはすべての保育士が年間を通して固定シフトで働いているといった例外もありますが、基本的には正社員の保育士は開所時間をすべてシフト対応するのが当然という勤務形態となっています。後から急に入ってきた職員に対して固定勤務を許してしまうと不平等と捉えてしまう既存職員も多くいる為、正社員の時短勤務は勤務先でしっかり働いてきた方の特権としている園がほとんどです。

 

 

派遣保育士という働き方もアリ

そこで正社員として働けない保育士の方々の為に、各保育園は『契約社員』や『フルタイムパート』という雇用形態を用意しています。

メリットとしては固定時間で週40時間ほど働くことができる為、自らの子どもを保育園に預ける際に、多くの自治体で勤務時間の面で最高水準の加点を貰うことができます。

反対にデメリットとしては、正社員の時と比較すると時間単位での給与が減ることに加え、賞与が出ないことがほとんどの為、収入面がガクッと下がります。

そんな場合におススメなのが『派遣保育士』という働き方です。賞与は出ないことがほとんどですが、1時間あたりの給与単価が200円から300円ほど高くなります。その金額だけ聞くとあまりしっくりこないかもしれませんが、1日8時間×週5日×4週間働いたと仮定すると、200円の差がある場合は月額32,000円、300円の差がある場合は月額48,000円も給与額に開きが出ます。

派遣であっても契約社員やパート・アルバイトと同じく週40時間働くことができれば保育園入園の加点も貰うことができるので、派遣保育士の求人が多くある都市部にお住まいの方はぜひ活用していただきたい雇用形態です。

 

最悪の場合は一時的に他業種という選択肢も

保育士としてのキャリアを途切らせないためにも、基本的には何とか保育業界での勤務を継続する方法を考えることが理想的と言えます。しかしながら、地域によってフルタイム勤務は完全シフト対応可能な保育士のみとしていて、パート保育士・派遣保育士は週あたりの時間数が制限されている場合があります。

しっかりとした収入を確保しなければならない場合、Wワークという選択肢が考えられますが、掛け持ちの業種によっては短時間の方の雇入れを行っていない場合もあります。 コンサルタントとして一人でも多くの方に保育業界で頑張ってもらいたい気持ちもありますが、最も優先して欲しいのはご家庭の経済面での安定です。

状況に応じて他業種への転職も視野に入れながら、いつか自分に合った形で保育業界に戻ってきてもらえることを望みます。


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