保育士転職コンサルタントが教えるお仕事探しコラム

保育園のパート・派遣の求人でよく見る『時間応相談』について

 

保育園のパート・アルバイトや派遣の求人を探していると、『曜日・時間応相談』と書かれている求人を目にすることがよくあります。そんな時、思い切って保育園に電話をしてみると勤務したい時間帯が合わないことがあった方、きっといらっしゃると思います。

また、【勤務例】としていくつか時間が書いてある求人を見つけて問い合わせをしてみても、「申し訳ございませんが、ご希望の時間帯は埋まっています。」と断られてしまう事も。

今回は『これじゃいつになっても見つからないよ……』と感じている方の為に、求人を出している保育園の採用担当者側の目線から相談可能な理由を解説しながら、効率の良い短時間のお仕事の探し方についてお伝えしていきます。

 

『時間応相談』と書かれている理由は?

まず、一番多いのが≪募集している時間帯が明確に決まっていない≫という理由です。例えば、応募してくる保育士の希望する時間帯に応じて既存スタッフのシフトをある程度自由にコントロールできる場合や、現状で人手が足りておらず、どこの時間帯でも人材が欲しいといったケースが挙げられます。この場合は、かなり高い確率で融通が利きやすいと言えるでしょう。

時期としては年度が変わって少し経ったくらいの5~6月や、夏休み明けの9~10月にこうした求人がよく出る傾向があります。また、派遣については上記の時期に加え、年度末の1~3月も求人が一気に増加します。

次に、≪求人が流動的な為、何時と書くのが難しい≫といった理由が出てきます。パートさんの多い保育園で勤務した経験がある方はイメージがつきやすいと思いますが、短時間の勤務を希望する方々は子育て中の方がほとんどとなります。そうなると妊娠や出産、子どもの進級や進学、さらには子どもの習い事や行事、父母会・PTAの役員といった理由での時間帯の変更希望がたくさん出てきます。

こうなってしまうと採用担当者側で募集枠の確認や、求人サイトやハローワークの更新を毎回行うのが困難となってしまうので『時間応相談』という出し方をするのです。

一つの法人(会社)で複数園を運営しており、本部で採用活動の窓口を行っている場合は、あえてすべて相談としておいて、応募があったタイミングで各園にその時点での求人枠を確認をする流れをとっているところも多くあります。

 

 

記載されている時間帯なのに充足していると言われる理由は?

上記のような理由で『時間応相談』の求人に問い合わせて『勤務時間合わず』で何連敗かしてしまうと、次は最初から断られないように時間帯が明記されている求人を探して問い合わせをするようになります。しかしながら、勤務時間の記載があっても保育園側と折り合いがつかない場合も多々あります。

この理由としては、≪希望する時間帯において先に採用者が出てしまった≫というケースがもっとも多くなっています。特に9:00~15:00などは主婦層から人気の時間帯の為、募集をかけてからすぐに埋まってしまう事が頻繁にあります。

また、前述の通り求人が流動的過ぎて、管理が難しいという理由で≪あくまでも『勤務時間例』としていつも複数のパターンを出している≫といった場合もあります。

 

効率の良い短時間の保育の求人の探し方ってあるの?

そう考えると「結局どういう求人に応募すればいいのかわからない……」といった状況に陥りそうですが、幾つかその悩みを解決する方法があります。

一つ目は、求人サイトの利用です。ハローワークや紙面の求人票ですと、どうしても一つひとつ進めていく際に履歴書の作成、電話、面接などで時間がかかってしまいますが、求人サイトであれば、少ない労力で複数の保育園に応募することができます。

『保育パートナーズ』の場合は、さらに【応募先に伝えておきたい事】という欄にご希望の勤務日数・曜日・時間帯を書けるようになっているので、最初の入力さえ行えば事前に条件のすり合わせを行いながら、折り合いがつかなければすぐに次に進むことが可能となります。

二つ目は人材紹介会社・人材派遣会社への相談です。希望条件を仲介会社に伝えることで勤務したいエリアのたくさんの保育園にまとめて確認を取ることができます。 当サイトを運営するキャリア・パートナーズも厚生労働省の許可を得て、求職者の皆様に完全無料で紹介や派遣を行っております。特に『東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪』は力を入れている地域ですので、ご希望の方は是非ともお気軽にご相談ください。

 

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