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保育園で働くための資格 -保育業界で働きたいひとへ-

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「保育士」とは、保健所・児童養護施設などの児童福祉施設で、保護者に変わって子どもの保育をする子育て専門家です。

学校で働く「先生」とは違い、厚生労働省の管轄で児童福祉法に基づいて保育を行います。

児童福祉法が一部改正された2003年以降、それまでは任意だった保育士試験が国家資格になりました。「保育士」と称して保育の業務を行うためには、保育士試験に合格した上で都道府県の保育士登録を行う必要があります。

現在、認可保育園の場合は保育士が一定人数揃っていなければならないという基準があります。それ以外は保育補助という形で無資格の方でも働ける求人があります。

保育補助は保育士のサポート的な立場なので正規雇用よりもパート・アルバイトとしての採用が多いようです。

パート・アルバイトの採用ですと、週に数回程度の出勤であったり、シフト制で時間が選べたりと何かと融通が利きます。全く違う業種からの転職で未経験の方、資格を取りたいと勉強しながら働く方、子育てを経験している主婦の方が保育補助として活躍しています。

保育士試験の合格率は10~20%です。

保育士資格を保有する人の多くは、厚生労働省が認定する学校で保育士養成課程を履修し、卒業する事で資格を取得しています。

転職や未経験の方は通信講座や独学で国家試験に望む必要があります。
その他に保育補助として活躍の場を広げる事ができる、民間の資格もあります。

・チャイルドマインダー
自宅を保育所として開業したり、訪問して保育を行ったりする個人保育のプロです。

・ベビーシッター
利用者の都合に合わせて託児を行います。ベビーシッターをする事自体に資格はいりませんが、役割の向上のために民間の認定試験が取り入れられるようになりました。

・チャイルドケア
子どもや親のボディケアやメンタルケアを行います。保育に携わる方が、更に知識を取り入れるために取得する場合が多いようです。

・チャイルドコーチング
子どもの潜在能力を引き出すためのカウンセリング技術を養います。こちらもチャイルドケアのようにステップアップの資格となっています。

・病児保育スペシャリスト
突発的な体調不良時に親に変わって適切なケアと保育を行います。

 

これらの資格があれば保育士資格がなくても、補助としての採用の幅が広がります。

 

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