相談を受けたら、アドバイスをすればいいという訳ではない

井上きき 役に立つ話

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●アドバイスは相手を依存的にする

保護者に相談をされると、直ちにいいアドバイスをしなくては・・・と感じていませんか。

ところが、アドバイスは、相手を甘えさせやすいので、注意が必要です。

想像してみてください。相談をすれば、いつでも的確なアドバイスをくれる人が近くにいたら、ついつい、頼りにしてしまいませんか?

当たる占い師へ依存してしまう、ということと似ています。

●答えは、自分が持っているのではなく、相手の中にあります

では、保護者からアドバイスを受けたら、どうすればいいのでしょう?

まずは、相手を信じることが不可欠です。

『目の前の人は、問題を解決できる自立した大人である』と考えましょう。

その上で、アドバイスではなく、できるだけ質問をします。

そう、“答えは、その人の中にある”のです。

●保護者のココロの中を知るために質問をする

「毎朝、保育園行きたくないって、ずっと泣いてるんですけど。」と相談を受けたとします。

まずは、「そうなんですか、朝、忙しいのに、それじゃあ大変ですね。」とか、「ママも辛くなっちゃいますね。」など、目の前の保護者の様子を見て、共感の言葉を返すといいですね。

十分に保護者の話を聴いた上で、たとえば、こんな質問をしてみるといいでしょう。

「●●くんは、どうしたら、保育園に行きたくなると思います?」

あるいは、「●●くんが、保育園に行きたくない理由はなんだと思います?」

など、保護者の考えをきいて行きます。

大事なのは、出来事について質問をするのではなく、保護者のココロの中を知るための質問をすることです。

まずは、家族など身近な人に、いろいろ質問をする練習をしてみてくださいね。 

≪井上きき 役に立つ話 2012年6月1日号≫

 

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