保育士以外の大人を巻き込んで保育のチーム作りをしよう!

めぐみ先生の保育コラム

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子どもたちの養護と教育を担う保育の仕事には、保育士の専門性が不可欠です。子どもたちの生命を保持と情緒の安定を図る「養護」、5領域から成る「教育」といった2つの分野が一体となって行われるべきと考えられています。

こういった保育の仕事は専門家である保育士だけのもの、と捉えられがちですが、実は保育園では様々な職種の大人が子どもたちの成長に携わっているのです。

 

健康のエキスパート・看護師

現在、民間の認可保育園の30%以上に看護師が勤務しているとされています。保育園における看護師の役割は、園児の健康管理や応急手当、病後児保育の対応や職員への衛生指導など多岐にわたります。

衛生管理や子どもの応急手当は保育士も日常的に行う業務ですが、看護師にアドバイスを貰うことで、より適切なケアや管理を行うことができます。また、看護師ならではの視点での気づきは、日頃の保育のヒントにもなり、子どもの心身の異常をいち早く見つける助けにもなるのです。健康や発達のことで悩んでいる保護者に対し、看護師が相談に乗ることで安心を与えられる場合があります。

 

子どもたちが大好きな給食の先生・栄養士

毎日の給食を作る栄養士の職員も、子どもの成長に関わる一員です。0歳の時に離乳食を食べていた子どもの卒園式で、給食の先生が号泣……なんてこともあるほど、食事を介して担任と同じように子どもたちに接してくれているのです。

保育園における食育は、近年最も注目が集まっているテーマではないでしょうか。食べ物の大切さを教えるには?好き嫌いを減らすには?食事のマナーを知ってもらうためには?などなど、食育に関する保育を行う場合は、栄養士に相談して一緒に計画を立ててみるのも良いでしょう。

 

保育園を見守る地域の人々

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保育に携わるのは、保育園の職員だけではありません。給食用のパンを届けてくれるパン屋さん、お散歩に行く時に声を掛けてくれる公園の管理人さん、交番のお巡りさん、地域の議員さんなど、保育園の外にいる人も、子どもたちの成長を見守る大切な大人です。

保育園は地域の育児相談機関としての期待が今後高まっていくことが予想されています。保育園の職員だけが保育を行うという考えではなく、地域の人々を巻き込んでみんなで子育てをしていくスタイルを作ることができると良いですね。

地域の方を先生にして保育を行う方法もあります。お米屋さんで餅つきをさせてもらったり、高齢者の方の施設へ遊びに行かせてもらったり、外部の人々と積極的に繋がりを持つことが大切です。

 

お互いの良さを尊重するチームを作ろう!

保育士以外の人々と連携を取ることで、今まで以上に幅広い保育の展開が可能になります。また、保育士自身も、自分の知識を増やしアイデアを膨らませるためのヒントを得ることができます。大人たちがお互いの専門性を尊重し、協力し合うことによって、素敵な保育のチームが結成されるのです。

 

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佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育士として保育園、子育て支援センターでの勤務経験を経てフリーライターに。現在、子育て関係の記事を中心に執筆している。パパ、ママ、保育士さんに向けて必要な情報を発信していけるように頑張ります!

 


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