年末を迎える前にやっておきたい保育室の大掃除

めぐみ先生の保育コラム

クリスマスが終わると、あっという間に年の瀬がやってきます。年末年始はお休みになる保育園がほとんどだと思います。長期の連休がとりにくい保育士にとって、ゆっくりと体を休めてリフレッシュする機会にしたいですね。

 

お休みを迎える前に、ぜひやっておきたいのが【保育室の大掃除】です。普段は業務が忙しくて掃除やメンテナンスができていない場所も、今年のうちに手入れをしておきましょう。

 

意外と汚れている!?年末に綺麗にしておきたい場所・もの

テーブルの裏側

給食やおやつ、工作などで使うテーブルは毎日拭き掃除や消毒を行っていると思いますが、忘れがちなのが裏側です。試しに裏側を拭いてみると雑巾が真っ黒になるので驚きます。子どもたちは大人が気づいている以上にテーブルの裏側を触っているのです。裏側を拭き、脚を拭き、ねじのゆるみがないか確認しましょう。このお手入れは、椅子にもやっておくと良いでしょう。

 

エアコンや空気清浄機のフィルター

保育室でエアコンや空気清浄機を使っている場合は、年末にしっかりと掃除をしましょう。普段の業務時間ではなかなかフィルターまで掃除することは難しいと思います。フィルターは1−2か月ごとに埃がたまってしまうので、室内の空気を綺麗に保つためにもこまめに掃除をしておきたいものです。アレルギー体質の子や、気管支が弱い子もいるので配慮が必要です。

 

布おもちゃやぬいぐるみの日光消毒

乳児クラスにある布おもちゃやぬいぐるみは、定期的に洗濯をしたり消毒液をスプレーして衛生管理を行っていると思います。数日間の長期休みに入る前には、日当たりの良い場所に干しておくことをおすすめします。紫外線が当たることで細菌が死滅したり不活化することは、様々な研究で明らかになっています。

 

網戸や窓

網戸や窓は、家庭では専用のスプレーやワイパーを使って掃除をするのが一般的ですが、子どもたちが近くにいる場合は安全性を考えて新聞紙や重曹、メラミンスポンジを使用するのがおすすめです。新聞紙を水で湿らせ、窓を拭くとピカピカになります。最後は乾いた新聞紙を仕上げ拭きに使いましょう。

網戸の掃除は、重曹水を網にスプレーした後、メラミンスポンジを使って上から下へと拭いていきます。

 

おもちゃ“箱”

おもちゃは子どもたちの唾液や手垢で汚れているため、日頃からこまめに消毒や拭き掃除をしておく必要があります。おもちゃ自体は衛生的に管理しているけれど、おもちゃの「箱」まで消毒や拭き掃除を行っているという保育士さんは少ないかもしれません。特に、あまり使わないおもちゃの箱の中は埃がたまっている可能性もあります。年末の大掃除の際に、おもちゃが入っている箱まで綺麗に拭き掃除をし、割れや歪みがないかも確認しましょう。

 

大掃除を活動の中に取り入れる

年末の大掃除は、「伝統文化」と言ってはちょっと大袈裟かもしれませんが、日本に古くから根付いているものです。その起源はなんと平安時代!新しい年の神様をお迎えする準備として、家の中を綺麗にするために始まったそうです。

 

このような由来を話した上で、クラスの子どもたちを巻き込んで大掃除を行うのもおすすめです。一人一枚雑巾を持ち、床や窓の拭き掃除をする経験は子どもたちにとっても新鮮なようですね。

 

「先生!こんなに真っ黒になったよ」と雑巾を見せてくれたら、たくさん褒めてあげてください。

年中さんくらいになると、いつの間にか「雑巾がけ競争」が始まっていることもありますが、くれぐれも怪我には気をつけて。そして、掃除用の薬品を子どもたちの手の届くところに放置するのも厳禁です。楽しく安全に、大掃除を行いましょう。

 

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佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育士として保育園、子育て支援センターでの勤務経験を経てフリーライターに。現在、子育て関係の記事を中心に執筆している。パパ、ママ、保育士さんに向けて必要な情報を発信していけるように頑張ります!

 


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