卒園、進級、入園・・・変化の多い春。保育士が配慮すべきこと

めぐみ先生の保育コラム

3月を迎え、卒園式が迫ってきました。赤ちゃんだったあの子がもうすぐ小学生……大きく育った子どもたちを見て、胸がいっぱいになってしまう保育士の方もいると思います。

 

子どもたちも卒園や進級など、訪れる変化を感じ、緊張したり気持ちが昂ったりしています。今回は、環境の変化を迎える時期に、保育士がすべき配慮についてお話しましょう。

 

卒園する子どもたちへの配慮

3月になり、卒園式の練習が始まりました。子どもたちにも緊張の面持ちが見られます。子供たちの門出を素晴らしいものにしたいという思いは最もですが、練習に熱が入りすぎてしまわないように注意しましょう。

この時期、子どもたちに「もうすぐ小学生だね」という言葉を掛ける機会が多くなり、子ども自身も「しっかりしなくてはいけない」「年下の子たちにかっこいい姿を見せたい」と意気込んでいます。

保育士は春からの学校生活に期待が持てるような働きかけを行うと同時に、子どもたちの甘えたい気持ちを受け止めることを忘れないようにしましょう。保育園は、小学生になってからもいつでも遊びに来ていい場所であることを伝えることで、安心して卒園ができます。

 

進級する子どもたちへの配慮

進級し新しい担任やお友達と出会い、保育室が変わることは子どもにとっては大きな変化です。特に、環境の変化に敏感な子どもたちには、丁寧な配慮が必要です。

保育士同士の引き継ぎ業務に加え、新しい保育室や持ち物、活動について事前に子どもたちに話して伝えておくと良いでしょう。たとえば、3歳児クラスになったら歯磨きの練習が始まる場合は、2歳クラスの終わりから歯磨きに興味が持てるような働きかけを行う……といったように。

他にも、新年度からは英語教室が始まったり、地域のボランティア活動に参加したりと、新たな活動が増える場合は、年度が変わる前に1つ年上のクラスと一緒に活動し、雰囲気を味わえる工夫をしておくと良いでしょう。

 

年度が変わると言っても、子どもたちにとっては連続した日常です。これまでの落ち着いた保育園生活がいきなり中断することがないよう、ひとつひとつの援助を丁寧に行うことが大切です。

 

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佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育士として保育園、子育て支援センターでの勤務経験を経てフリーライターに。現在、子育て関係の記事を中心に執筆している。パパ、ママ、保育士さんに向けて必要な情報を発信していけるように頑張ります!

 


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