めぐみ先生の保育コラム

保育の仕事をしていて楽しい10のこと

 

「めぐみ先生の保育コラム」は、今回で連載100回目を迎えます。いつもコラムを読んでいただきありがとうございます!

 

100回目となる今回は、保育の仕事をする中で「楽しい!」「やっていて良かった」と思う10のシーンを振り返ってみたいと思います。

 

⒈子どもの成長を毎日感じることができる

初めての歩行や発語など、分かりやすい成長だけでなく、目に見えない「心の成長」を近くで見守ることができるのが保育士の仕事です。子どもたちの遊び方に変化があった、新しいことに興味を持った……などなど、日々の小さな 変化はとても嬉しいものです。

 

⒉季節の自然の変化に気付ける

木の葉が紅葉していたり、雲の形が変わってきたり、川の水が冷たくなったり……大人になると忘れがちなことですが、保育の仕事をしていると子どもたちと一緒に季節の変化を発見する楽しさがあります。

 

⒊笑顔でいる時間が自然と増える

プライベートで落ち込むことがあっても、子どもたちが元気に遊んでいる姿を見ると自然に笑顔になります。笑顔は連鎖するので、自分がニコニコしていると、同僚や保護者も笑顔に。笑うと良いことがたくさんあるなと思いました。

 

⒋いつの間にか特技が増えている

楽器、工作、料理、裁縫、掃除の仕方など、保育の仕事をしていると色々なことを覚えます。保育の世界にいると気づかないのですが、一歩外に出ると、「保育士さんは色々な特技があってすごい!」とリスペクトされます(笑)。

 

⒌味わって食べる機会が増える

給食では栄養価の高い旬の食材を使うことが多いので、いつも美味しいご飯を味わえます。子どもたちと一緒に食卓を囲み、賑やかに食べていると食事もいっそう美味しく感じます。

 

⒍自分の子ども時代を振り返るきっかけになる

保育の仕事をしていると、自分が子ども時代に好きだった遊びや、大人に言われて嬉しかったこと、してほしかったことなどを思い出します。自分がどんな子ども時代を過ごしたのかルーツを振り返り、自己分析をすることもできます。

 

⒎保護者と気持ちが通じる喜びを味わえる

子どもたちの成長を保護者に伝えた時に、一緒に喜びを分かち合える瞬間は胸がいっぱいになります。「先生、聞いてください!」と家庭でのエピソードを保護者から聞く時間も楽しみのひとつです。

 

⒏大きな達成感を感じることができる

 

 

運動会や発表会、卒園式など節目となる行事を終えると、子どもたちの成長を実感します。そういった節目は、保育者としての技量を伸ばすチャンスでもあります。1つの大きな仕事を終えた時に、深い感動と達成感を味わうことができる職業だと思います。

 

⒐自分自身の子育てにも役立つ

保育の仕事で培った知識と技術、そしてたくさんの子どもを見た経験は、自分自身の子育てにも役立ちます。また、保護者へ助言をしていた内容を自分の育児のことに置き換えて、セルフケアをすることもできる良さがあります。

 

⒑子どもたちから学ぶことができる

子どもたちに教えることよりも、教わることが多いような気がします。自分の気持ちと相手の気持ちを大切にすること、子どもならではのユニークなアイデア、興味あることに向かって突き進むパワーなど、子どもたちの姿を見ていると学ぶことが多くありませんか?

 

保育はやりがいのある素敵な仕事です。ぜひ、自分らしい保育を探してみてください。

 

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佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

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