めぐみ先生の保育コラム

自然物を使った秋の手作りアイデア

 

まつぼっくりやどんぐり、綺麗な色の落ち葉など、秋の自然物はどれも素敵で、登園中や散歩先で見つけたものを保育室に持ってくる子もいるのではないでしょうか。

自然物を工作の材料として使う際の下処理の方法はこちらの記事(https://www.hoiku-partners.com/page/megu_column_20171102/)で紹介させていただきました。

今回は、自然物を使った手作りおもちゃのアイデアをご紹介します!

 

クリスマスに向けて。まつぼっくりのツリー

 

 

まつぼっくりの独特の形を活かしてクリスマスツリーを作ってみましょう。下処理をしてよく乾燥させたまつぼっくりを、好きな色の絵の具でペイントします。白い絵の具を塗れば、雪をかぶったモミの木のようです。

ビーズやスパンコールで飾り付けをしたり、ラメペンでコーティングするとより華やかな作品が出来上がります。12月に発表会を行う場合は、会場の飾りにもぴったりです。

 

秋の音色を楽しもう♪木の実のマラカス

 

 

低年齢のクラスにもおすすめの工作です。散歩先で拾ってきた木の実をペットボトルなどの容器に入れて蓋をしましょう。ゼリーカップ、紙コップ、空き缶など容器の種類もたくさん用意しておくと、それぞれ異なる音色を楽しむことができます。缶を使う場合は指を切らないように注意が必要です。

使う木の実は、どんぐりのほか、ハナミズキやウメモドキ、ムラサキシキブなど色付きのものもオススメ。木の実によっては液体が服につくと落ちにくいものもあるので、事前に保護者に説明しておくと良いでしょう。

 

個性豊かなどんぐりコマ

 

 

どんぐりを逆さまにし、キリで穴を空けたところに楊枝をさします。楊枝は接着剤で固定しましょう。キリを使う時は、必ず保育者が手をそえるか、近くで見守ります。どんぐりは不安定のため、下に油粘土を敷いて固定すると穴が空けやすくなりますよ。

コマの形ができたら、サインペンでデコレーション。どんぐりに顔を書いたり、好きな模様を描いて個性の光る自分だけのコマを作ってみましょう。

 

保育室のアクセントに。落ち葉のモビール飾り

 

 

30〜50cmほどの木の枝を用意し、等間隔でひもを結んでいきます。ひもの長さに決まりはありませんが、長くしすぎるとバランスをとるのが難しくなります。落ち葉の片面に両面テープを貼り、ひもに固定していきます。全体の色合いやバランスを見ながら作っていきましょう。

 

いかがでしたか?

ご紹介したアイデアの他にも、自然物を使った手作りグッズはたくさんあります。ぜひ、お近くの公園や園庭で材料を探してみてください。

 

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佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

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