幼稚園に通う子どもたちや認定こども園の1号認定児は、夏休みが終わると少しずつ園生活のリズムを思い出していきます。 朝の起きる時間や食事のタイミング、お昼寝の時間など、休暇中に生活リズムが崩れてしまう子もいます。 園と家庭が協力しながら、無理なく生活リズムを取り戻していくことが、子どもたちの健やかな毎日につながります。 園でできるリズムの再構築 夏休み明けの一週間を“生活リズムのリハビリ期間”と位置づけている園もあります。朝の会や活動は短めにし、外遊びや散歩、室内での自由遊びなど、心身をほぐす ...
保育参観は、保護者にとっては子どもの園での姿を見られる楽しみな日ですが、子どもにとってはうれしさとドキドキが入り混じる特別な1日です。 今回は、保育参観で見られる子どもたちの心の動きや、保育者として大切にしたい関わり方について考えてみましょう。 子どもの心はうれしい半分、ドキドキ半分 参観日に保護者が来ると、普段の姿を忘れて張り切ったり、逆にいつもと違う雰囲気に緊張してしまったりと、子どもの心は大忙しです。 保育者の役割は、子どもが安心できる雰囲気をつくることです。 子どもたちが大好きな歌や ...
「さわってみたい!」「こわい!」子どもたちの虫に対する反応はいろいろです。 嬉しそうに虫かごを見せてくれる子もいれば、「こわいからイヤ」と後ずさりする子も。 虫との関わり方は、年齢や経験、性格によっても異なるものです。 今回は、虫との出会いによって育まれるものについて考えていきましょう。 命への敬意が育つ 虫をうまくつかまえられず、羽が折れてしまった。 そんな体験をする子もいると思います。 こういった苦い体験をもとに考えを深めながら、子どもたちは少しずつ、命を思いやる心を育んでいきます。 小 ...
夏は、保育室の暑さや寒さのバランスに悩む季節です。 暑すぎても冷やしすぎても、子どもたちの体調には影響があります。 今回は、夏の保育室を快適に過ごすための工夫について考えてみましょう。 暑すぎず、寒すぎず。心地よい温度の目安は? 「室温は何度がベスト?」というのは、現場の保育者も悩みどころ。 厚生労働省の資料では夏の室温は25〜28℃程度が推奨されています。 冷房の温度は設定通りにならないことも多いので、直接風が当たらないようにする、サーキュレーターで空気を循環させるなどの工夫も大切です。 ...
「なんで空は青いの?」「どうして虫は小さいの?」 子どもたちの素朴な疑問は、日々の保育のなかで突然やってきます。 時には笑ってしまうような質問も、思わず「それ、私も知りたいな」とうなるようなものも。 今回は、保育者の“日常あるある”から、子どもたちの疑問と向き合ったエピソードをご紹介します。 「なんでおばけは夜に出るの?」 3歳児クラスのお昼寝明け、ふとした会話の中で出た質問。怖がらせたくないけれど、想像の世界も大事にしたいと思い「夜は静かだから、おばけも出やすいのかもね。でも昼間も楽しいこ ...
プールが苦手な子へのサポート、どうしてる?「やらせる」ではなく「寄り添う」工夫
プールは夏限定のお楽しみ。着替えを済ませた子どもたちは、キラキラした表情で水へと向かっていきます。でも、少し離れた場所から様子をうかがっている子も。 「水に顔をつけるのが怖い」「水着になるのが恥ずかしい」……そんな理由から、プールが苦手な子もいます。 「なんとか入ってくれたら」という思いを抱きつつも、無理強いはしたくない。 保育者として、どんなかかわりができるのでしょうか。 最初の一歩は、“水に近づく” ある園では、水が苦手な子には、まずはプールのそばで水の音を聞いたり、見たり ...
保護者からの要望の中には、現場として対応が難しい“無理難題”に感じられるものもあります。 子どものためを思う気持ちはわかるけれど、園のルールや他の子どもたちとのバランスを考えると、すべてを受け入れることはできません。 そんなとき、どんなふうに返答すればいいのでしょうか。 断り方に悩んだときに知っておきたい考え方と、実際の伝え方について考えてみましょう。 個人で対応しようとしない 「困ったな」と感じる要望に答えようとすると、焦りや不安から強い言い方になってしまったり、後から「やっ ...
夏の食育を、もっと豊かに。子どもが野菜を「育てる・食べる・感じる」まで
トマトやピーマン、ナスなど、夏の畑は実りの季節。 育てた野菜を収穫する喜びは、食育の原点ともいえる体験です。ただ収穫して食べるだけでなく、そこに“育てた思い”や“命への気づき”が重なることで、経験がもっと豊かになるかもしれませんね。 この記事では、夏野菜の栽培や収穫を通して、子どもたちの学びにつなげるアイデアをご紹介します。 「なんで?」から始まる食育活動 給食で見慣れているはずの野菜でも、自分の手で育てたものには、ちょっと特別な気持ちが芽生えるもの。 とくに、毎日水をあげて、変化を観察して ...
夏にぴったりの話題をお届け。子どもたちに伝えたい!金魚の豆知識
水の中をゆらゆら泳ぐ金魚。夏祭りや絵本などでもおなじみですが、実は奥が深い生き物なんです。 今回は、保育に活かせる「金魚の豆知識」をご紹介します。 「金魚のルーツはフナだった」 金魚は、もともとフナから生まれた観賞魚。 今から1700年以上前の中国で、突然赤くなったフナを人が大切に育てたことがはじまりです。 「金魚はフナの仲間なんだよ」と伝えると、「えー!ほんと?」と驚く子も。 命の歴史にふれるきっかけにもなります。 「金魚には耳がある」 実は、金魚には耳があるんです。 耳と言 ...
【メディア掲載】ウルキャリ転職に保育パートナーズが紹介されました
「保育パートナーズ」は株式会社GOLD CAREERが運営する「ウルキャリ転職」で紹介されました。 ウルキャリ転職は、20〜30代のビジネスパーソン向けに転職エージェントやキャリア戦略を紹介されている情報サイトです。 厳選された転職サービスの比較や活用法をわかりやすく解説されていますので、ご興味のある方は是非のぞいてみてください。