職員会議で意見を求めても、なかなか発言が出てこない。 その理由は、何を話せばよいかわからなかったり、ほかの人の反応が気になったりするからかもしれません。 今回はリーダー層向けのコラムです。 会議で職員の意見を引き出すための工夫を紹介します。 選択肢を示して質問してみよう 自由に意見を出してもらおうとすると、何から話せばよいかわからず、戸惑う人もいます。 そんなときは、選択肢を示して質問してみるのがおすすめです。 たとえば、行事の振り返りなら、「どうでしたか?」と漠 ...
保育現場では、ちょっとした情報共有の行き違いが、職員同士のすれ違いにつながることがあります。言ったつもり、聞いたつもりだったのに、認識が違っていたという経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。 今回は、日々の仕事のなかですぐに取り入れられる、情報共有の3つの工夫を紹介します。 ポイント1 聞いた・聞いていないを減らす 忙しい保育現場では、移動しながらの一言や、すれ違いざまの伝達も少なくありません。 しかし、相手がその場で聞いていたとしても、別の対応をしていて内容を十分に覚えていないことがあ ...
会議の時間が長くなり、予定していた議題が終わらない。 そんな経験はないでしょうか。 会議の長さは議題の数だけで決まるものではありません。 今回は、会議を効率よく進めるための3つのポイントを紹介します。 ポイント1 報告・相談・決定を分ける 会議で話が長くなりやすい理由の一つが、報告と相談、決定が混ざってしまうことです。 たとえば、行事の予定を伝えるだけなら「報告」です。一方、「この方法でよいか意見を聞きたい」は「相談」、「どの方法にするか決めたい」は「決定」です。 会議の最初に、この議題は何 ...
秋が深まり、これから空気が乾燥する季節になります。 感染症対策として、加湿器を使う園も多いのではないでしょうか。 でも、加湿すれば感染症を防げるのでしょうか。 今回は、湿度と感染症の関係について考えてみます。 そもそも湿度って何? 湿度とは、空気中に含まれている水分の割合を示す数字です。 湿度が低いと空気が乾燥し、鼻や喉の粘膜も乾きやすくなります。一方、湿度が高すぎると、蒸し暑く感じたり、結露が生じたりすることがあります。 保育室では、室温だけでなく湿度にも目を向け、湿度計で実際の数値を確認 ...
「この子が苦手」と感じてしまったら 〜苦手意識を自己理解に〜
保育をしていると、特定の子どもに対して苦手意識を持つことがあるかもしれません。 そんなとき「保育者として失格なのでは」と自分を責めてしまう人もいるでしょう。 でも、苦手と感じることと、その子を大切に思っていないことは同じではありません。 今回は、苦手意識を自己理解につなげる方法を考えてみます。 ポイント1 まずは「何が苦手なのか」を分けてみる この子が苦手、と感じたときは、子どもそのものではなく、どんな場面で難しさを感じているのかを考えてみましょう。 たとえば、声の大きさに疲れ ...
散歩で見つけると、つい拾いたくなるどんぐり。 実は、どんぐりには種類によって形や帽子の模様が違うなど、さまざまな秘密があります。 さらに、どんぐりが地面に落ちることには、動物たちとの意外な関係もあります。 今回は、あまり知られていないどんぐりの秘密を紹介します。 どんぐりには、いろいろな種類がある 「どんぐり」という名前の植物があるわけではありません。 コナラやクヌギ、アカガシなど、ブナ科の樹木がつくる実をまとめてどんぐりと呼んでいます。 日本には、20種類以上のどんぐりをつける樹木がありま ...
見る・聞く・覚える・判断する・行動するといった頭の働きにかかる負担を、「認知負荷」といいます。 保育者は子どもたちの様子を見ながら次の活動の準備もするなど、一つのことだけに集中していればよいわけではありません。 今回は、保育者が感じる認知負荷についてお伝えします。 保育は頭を使い続ける仕事 認知負荷の大きさには、取り組んでいることの難しさだけでなく、入ってくる情報の多さや、同時にいくつものことに対応しなければならない状況なども関係します。 保育室では、子どもの声や動き、周囲の職 ...
保育室では、さまざまな音が生まれます。大人にとっては気にならない音でも、音を嫌がったり、耳をふさいだり、その場から離れようとしたりする子がいます。 音の受け止め方には、一人ひとり違いがあります。 まずは、その子がどんな場面で、どんな音を気にしているのかを見てみましょう。 音の大きさだけが問題ではない 音が気になると聞くと、大きな音が苦手なのだと思いがちです。でも、気になる音は必ずしも大きな音とは限りません。 突然鳴る音、いつ鳴るかわからない音、複数の音が重なっている環境など、音 ...
夏の保育では、暑さや水遊び、セミの声など、目や耳で感じる季節に目が向きやすいものです。でも、夏には鼻で感じられる季節もたくさんあります。 たとえば、雨が降ったあとの土のにおい、草むらの青々としたにおい、花のにおい、木陰に入ったときの少し湿った空気。 子どもと一緒に探してみると、いつもの散歩道にも新しい発見があるかもしれません。 「いいにおい」じゃなくてもいい においを楽しむとき、大人はつい、花ならいいにおい、土なら土のにおい、と答えを決めてしまいがちです。でも、子どもが感じたにおいは、大人の ...
保育の仕事は、子どもたちと向き合いながら、常に周囲にも気を配っています。 だからこそ、休憩時間には気持ちを切り替え、少しでもほっとできる時間を過ごしたいもの。 とはいえ、休憩室が必ずしも「休むための場所」になっているとは限りません。 今回は、短い休憩でも気持ちをリセットしやすくする、休憩室の工夫について考えてみましょう。 まずは目に入るものを減らしてみる 休憩室に、連絡事項や行事予定、仕事のメモなどがたくさん貼られていませんか? 必要な情報を共有するための掲示は大切ですが、休憩する場所に仕事 ...