保育士試験

2008年度保育士国家試験 小児栄養

平成20年度 小児栄養

 

問1 次の文は、健康と食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 平成18年の「人口動態統計」によると、我が国の死因順位(総数)は、1位:悪性新生物、2位:心疾患、3位:脳血管疾患、4位:肺炎であり、発症要因の特徴として、1~3位の疾病は、肺炎と比較すると、食事や運動をはじめとする生活習慣がより大きく関与していることがあげられる。

B 国民健康づくり運動である「健康日本21」では、積極的に健康を増進して病気の発病を予防する「一次予防」に重点がおかれている。

C 「平成17年国民健康・栄養調査報告」によると、子どもの体型の状況は、中学生では、男女ともに「肥満」「太りぎみ」或いは「やせすぎ」「やせぎみ」の子どもがそれぞれ約2~3割となっている。

D 「食生活指針」(平成12年:文部省、厚生省、農林水産省)では、主食、主菜、副菜を基本とした食事、食品の選び方と組み合わせ方、適正体重の把握、日本の食文化なども含めて、食生活全体への配慮が盛り込まれている。

  A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ ○ ×
3 ○ ○ × ○
4 × ○ × ×
5 × × ○ ○

 

問2 次の文は、「食事バランスガイド」(平成17年:厚生労働省、農林水産省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「食事バランスガイド」において単位となっているSVとは、サービング(食事の提供量の単位)の略である。

B 1日分のSVの数が5~7つ(SV)と最も多いのは主食であり、これは、ごはん(中盛り)だったら1杯程度の量である。

C 主菜は、1日に肉・魚・卵・大豆料理から3皿程度が適量とされている。

D 「食事バランスガイド」の中のイラストに示されているコマの軸は「水・お茶」とし、料理区分は6区分を基本としている。

E 「菓子・嗜好飲料」は、1つ(SV)として示されている。

  A B C D E
1 ○ ○ ○ × ×
2 ○ ○ × ○ ○
3 ○ × ○ × ×
4 × ○ × ○ ×
5 × × ○ ○ ○

 

問3 次の文は、「日本人の食事摂取基準(2005 年版)」の幼児期に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 推定エネルギー必要量は、1~2歳と3~5歳のいずれも、身体活動レベルⅠで示されている。

B 3~5歳のたんぱく質推奨量は、男女とも同じである。

C カルシウムの吸収に関与するビタミンDの目安量は、男女とも、1~2歳と3~5歳で3μg/日である。

D 1~2歳のナトリウム(食塩相当量)の食事摂取基準(目標量)は、男子で4g未満/日、女子で3g未満/日である。

E 1~2歳では、発育に必要な栄養量が増加するとともに運動量も多くなるので、脂肪エネルギー比率(%エネルギー)の目標量は、男女とも40である。

  A B C D E
1 ○ ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × × ○
3 × ○ ○ ○ ×
4 × × ○ ○ ×
5 × × ○ × ○

 

問4 次の文は、乳幼児の摂食機能の発達に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 乳児は、出生直後から、探索反射、捕捉反射、吸啜反射、嚥下反射といった一連の哺乳に関する反射によって乳汁を摂取するが、これらは大脳の発達にともない次第に消失していく。

B 生後12か月頃までは、乳汁摂取時の動きは、ほとんど乳児の意思によらない不随意的な動きによってなされる。

C 9~11か月頃からは、前歯が生えるにしたがって、前歯でかじりとって一口量を学習していく。前歯が8本生え揃うのは1歳前後である。

D 舌の動きは、離乳開始ごろは蠕動(前後)運動が主であるが、7~8か月頃は上下に、9か月を過ぎるころからは左右にも動かすことができるようになる。

E 乳歯20本がすべて生え揃うのは2歳6か月~3歳6か月頃であり、この時期までは乳臼歯と咀しゃく能力の発達に合わせ、食事の固さや大きさには注意が必要である。

  A B C D E
1 ○ ○ × × ○
2 ○ × ○ ○ ○
3 ○ × ○ × ×
4 × × ○ ○ ×
5 × × × ○ ○

 

問5 次の文は、栄養素に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 糖質は1g 当たり9kcal のエネルギーを供給し、日本人の1日の平均総エネルギーの約60%を占める効率のよいエネルギー源である。

B たんぱく質を構成するアミノ酸のうち、体内で合成できるアミノ酸を必須アミノ酸とよんでいる。

C 脂肪は構成する脂肪酸の組成によって性質が異なる。一般に、常温で液体の植物性脂肪は、不飽和脂肪酸を多く含んでいる。

D カルシウムは体重の約1~2%を占め、その99%程度は骨および歯に存在する。

E ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンD、ビタミンEはすべて脂溶性ビタミンである。

  A B C D E
1 ○ ○ × ○ ×
2 ○ × × × ○
3 × ○ ○ ○ ×
4 × × ○ ○ ×
5 × × ○ × ○

 

問6 次の文は、ビタミンに関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「日本人の食事摂取基準(2005年版)」において葉酸やビオチンの単位として用いられている「μg」は、「1万分の1グラム」である。

B プロビタミンDともいわれるカロテンは、色素として緑黄色野菜に多く含まれる。

C ビタミンBは、糖質、脂質、たんぱく質の代謝の補酵素として作用する。不足が進むと、口内炎、口角炎、皮膚炎などがあらわれ、極度に不足すると成長も阻害される。

D ビタミンB12は、赤血球の形成に関与する。貧血の際は、鉄やたんぱく質などとともに摂取するとよい。

E ビタミンは有機化合物である。糖質、脂質、たんぱく質とは異なりエネルギー源にはならない。

  A B C D E
1 ○ ○ × ○ ○
2 ○ ○ ○ × ×
3 ○ ○ × ○ ×
4 × × ○ ○ ○
5 × × × ○ ○

 

問7 次の文は、献立、調理に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「6つの基礎食品」において、第群(類)は、米、パン、めん、いもなど、糖質性エネルギー源となる食品である。

B 乳幼児期の献立を決める時は、食べる人の嗜好を尊重することも大切であるが、食習慣の基礎づくりの時期でもあり、数多くの献立や食材に親しむことが大切である。

C 小麦粉のうち、薄力粉は、強力粉に比べてたんぱく質が少なく、製菓用として適している。

D 調味料は、防腐作用、褐変防止など味つけ以外の役割ももつ。

E 茹でたり、炒めたり加熱することによって損失するビタミンは、ビタミンCだけである。

  A B C D E
1 ○ ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × × ○
3 ○ × ○ × ○
4 × ○ ○ ○ ×
5 × × × ○ ×

 

問8 次の文は、妊娠期の生理・栄養についての記述である。適切な記述の組み合わせを一つ選びなさい。

A 「日本人の食事摂取基準(2005年版)」では、妊婦における鉄は、18~49 歳の「月経なし」の推奨量10.5mg に13.0mg を付加している。

B 「日本人の食事摂取基準(2005年版)」では、ビタミンC(推奨量)の妊婦の付加量は、妊娠初期で+0mg、妊娠中期で+10mg、妊娠末期で+50mg となっている。

C 妊娠前に「低体重(やせ)」や「肥満」の場合は、妊娠期のトラブルや分娩異常のリスクが高まる可能性がある。

D 妊娠期は、ホルモンの作用などによって、精神的に不安定な状態になりがちであるため、家族や周囲の理解と支えが不可欠である。

1 A C  2 A D  3 B C  4 B D  5 C D

 

問9 次の文は、「妊産婦のための食生活指針」(厚生労働省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 妊娠がわかったら、健康なからだづくりを

B 「脂質」を中心に、エネルギーをしっかりと

C からだづくりの基礎となる「主菜」は適量を

D 牛乳・乳製品などの多様な食品を組み合わせて、カルシウムを十分に

E お母さんと赤ちゃんの健やかな毎日は、からだと心にゆとりのある生活から生まれます

  A B C D E
1 ○ ○ ○ × ○
2 ○ ○ × × ○
3 ○ × × ○ ×
4 × ○ ○ ○ ×
5 × × ○ ○ ○

 

問10 次の文は、牛乳を主材料とした乳児用調製粉乳を母乳に近づけるための成分調整に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 牛乳のたんぱく質量を減量する。特にカゼインを減らしてアミノ酸組成を母乳に近づけ、タウリンを添加している。

B 乳脂肪を植物油と置換し、脂肪酸組成を母乳に近づける。魚油を一部配合し、飽和脂肪酸を強化している。

C 乳糖を添加して母乳の組成に近づけ、腸内ビフィズス菌を増やすため、各種のオリゴ糖を添加している。

D 腎臓への負担を少なくするために、無機質全般を減量している。無機質間のバランスを調整するとともに、鉄を強化し、銅、亜鉛を添加している。

  A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ○
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×

 

問11 次の文は、「授乳・離乳の支援ガイド」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 離乳開始の目安としては、首のすわりがしっかりしている、支えてやるとすわれる、スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなるなどがあげられる。

B 離乳食の進め方としては、早い時期から食器や食具に触れさせ、手づかみで食べる経験はできるだけさせない方がよい。

C 離乳の開始頃では調味料は必要ない。それぞれの食品の持ち味を生かした食事内容とする。

D 生後か月以降は、母乳・育児用ミルクの替わりにフォローアップミルクを使うほうがよい。

E 摂取した食事の評価は、成長の経過で評価する。成長曲線のグラフに体重や身長の測定値を記録し、成長曲線のカーブに沿っているかどうかを確認する。

  A B C D E
1 ○ ○ ○ × ×
2 ○ ○ × ○ ○
3 ○ × ○ × ○
4 × × ○ ○ ○
5 × × × ○ ×

 

問12 次の文は、幼児期の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 「楽しく食べる子どもに~食からはじまる健やかガイド~」(平成16年:厚生労働省)では、幼児期に育てたい「食べる力」として、「1日3回の食事や間食のリズムがもてる」をあげている。

B 「平成17年度乳幼児栄養調査」(厚生労働省)によると、1歳以上の幼児で、果物を毎日食べない子どもは約6割を占めている。

C 子ども(1歳)の食事量の目安は、成人(2,200kcal)と比較して、主菜と副菜はそれぞれ成人の1/3弱程度の割合と考えられている。

D 5歳頃は、友達と一緒に楽しんで食事をとり、食事の仕方が身につく時期である。食具の使用では、箸の使い方も上達する。

  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × × ○

 

問13 次の文は、幼児期の間食に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 間食の内容としては、おにぎり、ふかしいも、牛乳・乳製品、果物など、素材をそのまま活かしたものが適している。

B 生活リズムを整え3度の食事を規則的にして、間食を与えるなら1日1~2回、時間を決めて与える。

C 「授乳・離乳の支援ガイド」では、大人の食事で楽しく適度に摂取する菓子類・嗜好飲料は、離乳期を完了してから与えるのが望ましいとしている。

D 「授乳・離乳の支援ガイド」では、間食は日の摂取エネルギーの20~30%とし、特に、幼児にとっての間食は食事で不足する栄養を補うことが目的であるので、10%以下は望ましくないとしている。

  A B C D
1 ○ ○ ○ ×
2 ○ × ○ ×
3 × ○ ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × × ○

 

問14 次の文は、「学校給食における食事内容について」(平成15年:文部科学省)に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 児童または生徒1人1回当たりの平均栄養所要量の基準は、1日のうちの1食分を提供することを基本としている。したがって、エネルギー、たんぱく質、カルシウムは1日の必要量の33%(1日の1/3量)が摂取できるように設定されている。

B 食物繊維について、基準値は示されていない。

C 我が国の伝統的な食文化を継承し、日本型の食生活が実践できるように配慮する。

D 教育的効果が高いため、地場産物の使用に配慮する。

E 牛乳は、児童生徒等の鉄摂取に効果的であるため、その飲用に努める。

  A B C D E
1 ○ ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × × ×
3 × ○ ○ ○ ○
4 × × ○ ○ ×
5 × × × ○ ×

 

問15 次の文は、小児期の疾病と食事に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 乳糖を分解する酵素が欠損しており、乳糖を摂取すると下痢を起こす乳児には、乳糖を除去しブドウ糖などに置き換えたミルクを与える。

B 下痢の際、糖分の多すぎる食品や食事は下痢を長引かせるので、食品の選択や調理には注意が必要である。

C 下痢が激しい時は、小腸粘膜の消化酵素の働きが弱っているので、牛乳や乳製品などは控えたほうがよい。

D 口内炎では、うす味で刺激の少ないものを飲み込みやすく調理して、体温に近い温度で与えるとともに、ビタミンB群やビタミンCの摂取を心がける。

  A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ×
3 × ○ ○ ○
4 × × ○ ×
5 × × × ○

 

問16 次の文は、小児期における食物アレルギーについての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A ペプチドミルクは、ミルクアレルギー予防やミルクアレルギー疾患用として用いられる。

B アミノ酸混合乳は、精製アミノ酸をバランスよく配合し、ビタミンや無機質を添加したもので、重篤なアレルギーの場合に用いられる。

C 乳幼児の食物アレルギーでは、成長するにつれて、原因となる食事に耐えられるようになる傾向がある。

D 特定のアレルギー体質をもつ場合に、呼吸困難等の重篤な健康被害を引き起こすおそれのある食品のうち、発症数が多く重篤度が高いものとして、小麦、そば、卵、牛乳、落花生がある。

  A B C D
1 ○ ○ × ○
2 ○ ○ ○ ×
3 ○ × × ○
4 × ○ ○ ○
5 × × ○ ○

 

問17 次の文は、障害をもつ小児の食生活に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 生活全般が受動的になりがちで、単調な生活に陥りやすいため、食事は睡眠とともに生活のリズムをつくるための重要な行動である。

B 障害をもつ小児にとっては、食行動そのものが、機能的なリハビリテーションの役割をもっている。

C 障害をもつ小児においても、食事は他者とのコミュニケーションの強化に重要な役割を果たす。

D 五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)に働きかけるように食行動を援助することによって、小児の成長・発達が促される。

  A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ×
3 ○ × ○ ×
4 × ○ × ○
5 × × ○ ×

 

問18 次の文は、摂食に障害がある小児への食事介助についての記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 食事の時の姿勢は、基本的には仰臥位がよい。

B 咀しゃくや嚥下に必要な筋肉群の緊張を防ぎ、咀しゃくや嚥下がしやすくなるように、頭を後方に反らせるようにするとよい。

C 食べ物を口に入れる際は、小児の口の高さと同じか、それより低い位置から、スプーンを水平に持っていき、真っすぐに入れるようにする。

D 障害が重症で食事時間が長時間になる場合は、食事が苦痛にならないように、低エネルギー、低たんぱく質の食品を少量与えることを心がける。

  A B C D
1 ○ ○ ○ ○
2 ○ ○ × ○
3 ○ × ○ ○
4 × ○ × ×
5 × × ○ ×

 

問19 次の文は、児童福祉施設の給食に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 献立は、できる限り、変化に富み、入所している者の健全な発育に必要な栄養量を含有するものでなければならない。

B 調理は、あらかじめ作成された献立に従って行わなければならない。

C 保育所給食では、「保育所における調理業務の委託について」(平成10年:厚生省児童家庭局長通知)により、保育所施設以外で調理し搬入する方法も認められている。

D 「児童福祉施設における『食事摂取基準』を活用した食事計画について」(平成17年:厚生労働省)によれば、「食事摂取基準」を食事計画に活用する際、推定エネルギー必要量は、身体活動レベルは7歳までは区分がなく、8~11歳で、2区分、12歳以降は3区分とされているので、各身体活動レベルの活動内容を参考に判断する。

E 「児童福祉施設最低基準」では、乳児院における「養育の内容」に、毎日定時に行う授乳、食事が含まれている。

  A B C D E
1 ○ ○ ○ × ○
2 ○ ○ × ○ ○
3 ○ × ○ ○ ×
4 × ○ × × ○
5 × × ○ × ×

 

問20 次の文は、「食育基本法」に関する記述である。適切な記述を○、不適切な記述を×とした場合の正しい組み合わせを一つ選びなさい。

A 子どもたちに対する食育は、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものとして、「食育は乳幼児、児童及び生徒に対して行う」と定めている。

B 基本理念の一つに、「食に関する感謝の念と理解」が定められている。

C 「市町村による生活習慣相談等の実施」の基本理念に基づき、生活習慣病の発生の状況の把握に必要な施策を講ずるものとしている。

D 国及び地方公共団体は、食育の推進に当たり、食育の推進に関する活動に関わるボランティアとの連携協力を図りながら、その活動の充実が図られるのに必要な施策を講ずるものとするとしている。

E 教育関係者等は、基本理念にのっとり、あらゆる機会とあらゆる場所を利用して、積極的に食育を推進するよう努める旨が示されている。

  A B C D E
1 ○ ○ ○ × ×
2 ○ × × × ○
3 × ○ × ○ ○
4 × × ○ ○ ×
5 × × ○ × ○

 

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問1.1 問2.3 問3.3 問4.2 問5.4 問6.5 問7.1 問8.5 問9.5
問10.3 問11.3 問12.4 問13.1 問14.4 問15.1 問16.4 問17.1 問18.5 
問19.2 問20.3

 

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