めぐみ先生の保育コラム

【子どもたちに贈ろう】進級・卒園祝いの手作りプレゼント

 

年が明けて、あっという間に2月がやってきました。もうすぐ3月。慣れ親しんだクラスの子どもたちを次のクラスや小学校に送り出す時がやってきます。
この季節には、卒園や進級の記念に、担任から子どもたちへプレゼントを贈ることもあるのでは?また、卒園児から在園児たちへお礼のプレゼントを手作りすることもあるでしょう。

今回は、子どもたちに贈る手作りプレゼントのアイデアをご紹介します。

 

小学校へ行く卒園児さんへ。『手作りペン立て』

 

 

卒園を迎える子どもたちには、鉛筆や文房具を収納できるペン立てがおすすめです。牛乳パックをちょうど良い大きさにカットして、画用紙やマスキングテープ、折り紙などで飾り付けをする方法や、空きカンを紙粘土でコーティングし、着色したり絵を描いたりする方法など、色々な廃材を活用して作ることができます。顔写真をラミネート加工して貼ると、保育園時代の良い思い出になります。

 

1年間よくがんばりました。『進級祝いのメダル』

進級する子どもたちへ、先生からメダルを贈ってみてはいかがでしょうか。おりがみで作るメダルが定番ですが、厚紙のコースターを台紙にすると折れ曲がらず長持ちします。リボンやマスキングテープ、シールを使って一人ずつ違うデザインにしたり、メダルの裏側に心のこもったメッセージを書くのもオススメです。

 

おうちで使える『紙粘土のマグネット』

子どもたちと一緒に作ることができる紙粘土のマグネット。紙粘土で好きな形を作ったら、百円ショップなどで売っている小さめの磁石を埋め込んで完成です。ビーズで飾り付けをしたり、着色したりアレンジを加え、最後にニスでコーティングをするとしっかりとした仕上がりになります。

粘土が重すぎるとマグネットとして機能しなくなってしまう場合があるので、大きさの目安を子どもたちに伝えておくと良いでしょう。
卒園児へのプレゼントや、お別れ会でのプレゼント交換にもおすすめです。

 

木の実や小石で可愛くアレンジ『思い出のフォトフレーム』

 

 

手作りのフォトフレームも人気のプレゼントです。ボール紙をフレームの台紙にして、好きな色の毛糸を巻きつけたり、紙粘土でコーティングして、散歩の時に拾ったドングリや小石をくっつけたり。アレンジが自在にできるのも手作りフォトフレームの魅力です。完成後はクラスの集合写真を入れて子どもたちに渡しましょう。

 

カバンやランドセルにつけられる『プラ板キーホルダー』

通園カバンやランドセルにつけることができるプラ板のキーホルダー。材料のプラ板や金具は百円ショップで手に入れることができます。子どもたちの似顔絵やマークを描いたり、名前入りにするとネームタグとしても使うことができます。

保育園にオーブントースターがある場合は、子どもたちと一緒に作ることができます。プラ板がオーブンの中でぐにゃぐにゃと形を変えていくところは面白く見どころです。しかし、焼きすぎると変形してしまうので、事前に何度か試し、ちょうど良い加熱時間を調整しましょう。

 

 

いかがでしたか?子どもたちへ贈りたい手作りプレゼントの一例をご紹介しました。材料を変えたりや作り方にアレンジを加えるのもいいですね。ぜひ、子どもたちが“もらって嬉しい”“作って楽しい”プレゼントにしてください♪

 

[wc_box color="secondary" text_align="left"]

佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

[/wc_box]

-めぐみ先生の保育コラム

© 2011 保育パートナーズ