めぐみ先生の保育コラム

下痢や嘔吐があるときの食事のポイント

冬になるとノロウイルスや胃腸炎などが流行します。子どもたちだけでなく、大人に感染することも珍しくありません。

 

下痢や嘔吐があるときは、なるべく消化に良い食べ物を口にするようにしましょう。ここでは、下痢や嘔吐があるときの食事のポイントをお伝えします。

 

刺激の強いものは避ける

辛いものや生もの、冷たいもの、カフェインが入っているものなど刺激が強い食べ物や飲み物はなるべく避けたほうが良いでしょう。もしも口にする際は一気に食べず、少量からにしましょう。

 

消化に良くお腹に優しい食材を選ぶ

おかゆや煮込みうどん、りんごなど消化に良い食材を選ぶようにしましょう。野菜などはよく煮込むことで消化しやすくなります。また、りんごはすりおろすことで食べやすくなります。

 

吐き気があるときは口当たりの良いものを

 

吐き気の症状があるときは無理に食事をしないことも大切です。もしも食欲がある場合は、そうめんや豆腐、ゼリーなど口当たりが良くさっぱりしたものを食べるのがおすすめです。また、にんにくや玉ねぎなどにおいが強い食材が吐き気を誘発することもあるため注意しましょう。料理の中に生姜を少量加えると吐き気があっても食べやすくなる傾向があります。

 

こまめな水分補給を心掛ける

経口補水液などでこまめな水分補給を行い、脱水にならないように注意しましょう。また、食欲がないときは無理に食べず、症状が軽快するに伴い好きなものを少量ずつ口にしていくのがポイントです。

 

佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

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