めぐみ先生の保育コラム

感覚統合ってなに?

からだの動きがぎこちなかったり、体に力が入りすぎている子は、「感覚統合」に偏りがある可能性が考えられます。

ここでは、感覚統合についてお伝えします。

 

感覚統合とは

感覚統合とは、感覚を処理する力のことです。私たちは目や耳、肌など体の色々な部位から入ってくる感覚を脳内で整理して、力加減をしたり姿勢を保ったりします。

しかし、感覚統合に偏りがある子は、力が入りすぎてしまったり、椅子に座っていられないといった特徴が見られます。赤ちゃんの場合は、ハイハイがぎこちないといった姿が見られます。

 

感覚統合の発達を促す援助のポイント

感覚統合に偏りがある子も、大人が適切なサポートをすることによって感覚統合が進む場合があります。大切なポイントは、「安心」と「楽しく」。これは矯正ではありません。子どもが楽しく感覚を使って発達していけるよう、安心できる環境の中でサポートをしていきましょう。

 

例えば、以下のような遊びがあります。

  • タオルの綱引き。大人とタオルを引っ張り合い、力加減を学ぶ
  • ハイハイおいかけっこ。保育者もハイハイをして、子どもが動きを真似できるようにする
  • お手玉あそび。手先の感覚を養う
  • 魔法のじゅうたん。マットや大きなバスタオルに子どもを乗せて大人が運ぶ。揺れを全身

で楽しむ

 

遊びを通して感覚を育もう

子どもの感覚には個人差があります。そのため、大人が無理強いをして感覚を変えることはできません。

その子の感じ方や、今できることに着目しながら、遊びの中で自然に感覚を養えるように、手立てを考えていくことが大切です。

佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

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