保育現場では、日々さまざまな安全確認が行われています。しかし、事故は危険な場面だけで起こるとは限りません。むしろ、慣れた作業や、いつもと変わらない日常の中で起こることがあります。
今回は、事故を防ぐために知っておきたい「思い込み」について考えてみましょう。
思い込みは誰にでも起こる
保育中に、こんな経験はありませんか。
誰かが確認してくれたと思っていた。
いつもと同じだから大丈夫だと思った。
子どもはあそこにいるはずだと思っていた。
こうした思い込みは、決して珍しいものではありません。人は忙しいときや慣れた作業をしているときほど、自分の経験をもとに判断する傾向があります。そのため、ベテランだから、新人だからということではなく、誰にでも起こり得るものなのです。
事故を防ぐ第一歩は、自分だけは大丈夫と思わないことです。
「これくらいなら」が積み重なる
大きな事故は、突然起こるわけではありません。
例えば、戸締まりの確認を一度省略する。子どもの人数確認を後回しにする。少しだけ目を離す。
一つひとつは小さなことでも、「いつも大丈夫だった」という経験が積み重なると、確認がおろそかになりやすくなります。
だからこそ、忙しい日ほど、いつもと同じ手順を丁寧に行うことが大切です。慣れている仕事ほど、一度立ち止まって確認する習慣が、事故の予防につながります。
一人で防ぐのではなく、みんなで防ぐ

思い込みは、人の特性です。だからこそ、一人の注意力だけに頼るのではなく、チームで支え合うことが大切です。
思い込みは誰にでも起こることを前提に、確認し合える仕組みや、声を掛け合える関係をつくることです。
子どもたちの安全を守るために、今日の保育でも、いつもの確認を一つひとつ大切にしていきたいですね。
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めぐみ先生
元保育士。ライター歴10年。 子育てをしながら保育の記事を書いています。 保育現場で働く方や、保育者を目指している方に役立つコラムをお届けします。 |
