保育現場では、ちょっとした情報共有の行き違いが、職員同士のすれ違いにつながることがあります。言ったつもり、聞いたつもりだったのに、認識が違っていたという経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。
今回は、日々の仕事のなかですぐに取り入れられる、情報共有の3つの工夫を紹介します。
ポイント1 聞いた・聞いていないを減らす
忙しい保育現場では、移動しながらの一言や、すれ違いざまの伝達も少なくありません。
しかし、相手がその場で聞いていたとしても、別の対応をしていて内容を十分に覚えていないことがあります。
特に、行事の変更や保護者への連絡など、大切な情報は、誰にいつ伝えたのかを確認できるようにしておくと安心です。
ポイント2 口頭だけで済ませない
すべての情報を記録する必要はありませんが、重要な内容は口頭だけにしないことも大切です。
たとえば、職員間で共有する連絡ノートや掲示板、共有ファイルなどを活用して、あとから確認できるようにします。
口頭で伝えた場合も、必要に応じて記録を残しておけば、聞き間違いや記憶違いを防ぐ助けになります。
ポイント3 大事なことは認識を確認する

情報を伝えたら、それで終わりとは限りません。
大切な内容ほど、相手と認識が合っているかを確認してみましょう。
たとえば、明日の行事について伝える場合も、日時だけでなく、誰が何を担当するのかまで確認します。
また、相手に復唱してもらう方法もあります。これは相手を疑うためではなく、お互いの理解をそろえるための工夫です。
職員同士のすれ違いは、誰かの注意不足だけで起こるものではありません。忙しさや伝達方法など、仕組みにも原因があります。
だからこそ、個人の気をつけるだけで終わらせず、園全体で情報を共有しやすい方法を考えていくことが大切です。
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めぐみ先生
元保育士。ライター歴10年。 子育てをしながら保育の記事を書いています。 保育現場で働く方や、保育者を目指している方に役立つコラムをお届けします。 |
