めぐみ先生の保育コラム

一人で抱えないために、保育者ができること

保育の仕事をしていると、「自分でなんとかしなきゃ」と感じる場面があります。

子どものこと、保護者対応、クラス運営。責任感があるからこそ、一人で抱え込んでしまうことも少なくありません。

でも、保育はチームで行う仕事でもあります。

今回は、「一人で抱えない」ということについて考えてみます。

 

「相談する=できていない」ではない

新人の頃はもちろん、経験を重ねたあとでも、「これくらい自分でやらなきゃ」と思うことがあります。

「忙しいのに相談するのは申し訳ない」と思う場面もあるでしょう。

その結果、一人で考え続け、気づけば気持ちにも余裕がなくなってしまいます。

 

保育をしていると、周りに迷惑をかけたくないという空気が生まれやすい場面があります。特に忙しい時期ほど、「今聞いていいのかな」「これくらいで相談していいのかな」と迷ってしまうことも。

 

しかし、小さな迷いや違和感のうちに言葉にすることで、気持ちが軽くなることもあります。

実際、子どもの姿について話しているうちに、「そういう見方もあるんだ」と視点が広がることもあります。

また、困っていることを共有することで、「実は私も同じことで悩んでいたよ」と声をかけてもらえることもあります。

 

相談する=できていないではなく、よりよい保育のために共有すると考えると、少し見え方が変わるかもしれません。

 

小さなSOSを出していこう

「この対応、どう思いますか?」

「少し見てもらってもいいですか」

そんな小さなやりとりから、チームのつながりは生まれていきます。

 

保育は、子どもと関わる仕事であると同時に、人と一緒に働く仕事でもあります。だからこそ、助けてもらうことも、支え合うことも、どちらも大切です。

 

一人で頑張りすぎてしまう日があったら、「抱え込まなくてもいいかもしれない」と、少しだけ周りを頼ってみてください。

その一歩が、毎日の保育を支えてくれるかもしれません。

 

めぐみ先生

元保育士。ライター歴10年。
子育てをしながら保育の記事を書いています。
保育現場で働く方や、保育者を目指している方に役立つコラムをお届けします。

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