夏の保育を行う時に気をつけなければいけないのは、熱中症だけではありません。紫外線による日差しは、保育士たちが頭を抱える大きな問題。
保育士は他の職業に比べ、日差しに当たることが多いので、夏が終わる頃には真っ黒に日焼けしている人も多いでしょう。
今回は、本格的な夏を迎える前に、今一度、日焼け対策についておさらいしましょう。
日焼け止めを塗るのは、基礎化粧の上
化粧水を塗る前に日焼け止めを塗るべきか、化粧水と乳液を塗った後に日焼け止めをするべきか……迷ったことがある方はいませんか?
正解は、基礎化粧を終えた後に日焼け止めを塗り、その後に下地やファンデーションを置くようにしましょう。
なぜなら、基礎化粧を済ませていることで、日焼け止めが均一に馴染み、のびがよくなるからです。
水に入っても落ちないもの、低刺激のものを選ぼう
プールに入って日焼け止めが落ちてしまわないよう、水に強いタイプのものを選びましょう。そして、できる限り低刺激のものを選ぶことで自分の肌を守るだけでなく、子どもに触れた時も安心です。
アームカバーなど日除けグッズを使う
日焼け止めクリーム以外にも、対策はあります。アームカバーや帽子を活用し、紫外線を直接浴びないようにするのも有効的。ただし、気をつけなければいけないのは、ラフすぎる格好にならないこと。おもむろにタオルを首に巻いて外に出たり、サングラスをかけるのは、人と接する仕事をする上でマナー違反です。
食べ物で日焼け対策
実は、日焼けの予防効果がある食べものがあるんです!ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEは美肌を保つ効果があり、日焼けの症状を緩和してくれる効果があります。夏野菜のトマトやバジルにはビタミンが豊富に含まれているので、意識して摂取してみてはいかがでしょうか。
日焼けをし続けると、肌が傷み、老化の原因になります。曇っている日でも紫外線は降り注いでくるので、しっかりと日焼け対策を行いましょう。
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佐藤愛美(さとうめぐみ)
保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。 保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。 |
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