面接や履歴書で問われる自己PR。保育士を志す人はどんな内容を伝えたら良いのでしょうか?
ここでは、採用する保育園側の視点も含め、就活の自己PRで何を伝えたら良いのかについて解説します。
保育園の採用担当者が知りたいこと
園の採用担当者は履歴書や面接を通して応募者の人柄や適性、能力などを見ています。具体的には、努力ができる人か、学生時代に何を学んできたか、保育者としての適性、成長が期待できるか、といったことです。
良いところをアピールしようとすると学生時代の役職や実績ばかりに焦点を当てがちですが、大切なのは結果よりも過程です。
もしもボランティア活動でリーダーを務めた経験をアピールしたい場合は、リーダーになってどんな経験をし、何を学んだかについて伝えましょう。
たとえば「私は児童館のボランティアでリーダーの役職に就き、学年や学校の垣根を超えて子どもたちが交流できるイベントを企画してきました。子どもたちが楽しめるイベントを企画した経験は今後の保育でも活かしていきたいです」といったように、学生時代の経験と学びを明確に伝えることで、保育園側も就職後のあなたの姿もイメージしやすくなります。
採用に繋がる自己PRを書こう
採用に繋がる自己PRを作成するためには、
- 5W1Hで情報に過不足がない
- 学生時代の努力や学びが伝わる
- 採用後の姿がイメージできる
といったポイントを押さえることが大切です。
自己PRでどんなことを書いたら良いか分からず悩んでいる方は、まずはマインドマップを作成して自己分析をしたり、家族や友人など第三者の客観的な視点を借りて自己PRの見直しをしたりすることもおすすめです。
佐藤愛美(さとうめぐみ)
保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。 保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。 |