めぐみ先生の保育コラム

子どもたちに伝えたい「すいか」の豆知識

丸くて赤くて甘い「すいか」。見た目もインパクトがあり、子どもたちにも人気の野菜です。今回はそんなすいかの豆知識をご紹介します。クイズや活動の導入などにぜひ使ってみてくださいね。

 

すいかの美味しい食べ方は?

すいかの中でいちばん美味しい場所は真ん中です。そのため、中心を軸にして放射状に切っていくと味のバラつきが少なくなります。買ってきたら冷蔵庫に入れて、冷えたらすぐに食べるのが一番美味しい食べ方です。すいかはすぐに肉質が劣化してしまうので、収穫後になるべく早く食べたほうが美味しいのです。保存の適温は10℃。5℃以下で保存すると劣化するのでやめましょう。また、カットしたすいかはラップで包んで保存しましょう。

 

すいか割りの正しいルールを知ってる?

「日本スイカ割り推進協会」によると、スイカ割りは立派なスポーツであると考えられています。ルールの一部を抜粋して紹介します。

・競技場所は、どこでも楽しめるスポーツですが、できれば『砂浜』又は、『芝生の広場』が最適である。

・すいかと競技者(割る人)の間の距離は、5m 以上7m 以内とする。

・棒は、直径 5cm 以内、長さ 1m20cm 以内の棒とする。

・目隠し用として、手拭またはタオルを準備する。

・すいかは、『日本国産すいか』を用いる。

(日本すいか割り推進協会認定版「すいか割りルール」より)

このように、競技場所や用具、審判や判定方法について細かく定められています。

子どもたちとすいか割りを行う時に、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

すいかの種の秘密

すいかの果肉の中には白い種と黒い種の2種類が混在しています。これは異なる種類の種ではなく、白く柔らかい種が成長していくと黒く硬い種に変化するのです。

すいかの種はたんぱく質と脂肪分で構成され、海外には炒って食べる国もあります。

すいかの種を取るのが面倒な人には、品種改良された種なしすいかもおすすめです。

 

栄養も水分も豊富なすいかを食べよう

すいかは90%以上が水分でできています。喉が渇く暑い季節にすいかが美味しいので、水分がたっぷり含まれているからかもしれませんね。また、風邪の予防や髪と皮膚に良いカロチンや、利尿作用のあるシトルリンやカリウムが豊富に含まれているところも特徴です。

旬の時期に美味しいすいかを食べましょう!

佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

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