めぐみ先生の保育コラム

【雑学】手書きだと記憶に残るって本当?

保育の現場では手書きの書類を書く場面が多いと思います。効率だけを考えればデジタルのほうが速い場面もあるでしょう。しかし「手で書く」ことによるメリットもあるんです。

 

今回は、手書きの豆知識をご紹介します。

 

なぜ手書きは記憶に残りやすいのか

人は、キーボードで打つよりも、手を動かして文字を書くほうが記憶に残りやすいといわれています。その背景には、脳の働きがあります。

 

ペンで文字を書くとき、私たちは指先を細かく動かしながら、形やバランスを考え、言葉の意味も同時に処理しています。

このとき、脳の複数の領域が同時に活動し、情報がより深く整理されるといわれています。

 

実際に、同じ内容を手書きした場合のほうが、キーボード入力よりも理解度や記憶の定着が高かったという研究報告もあります。

手で書くという行為そのものが、記憶を支える働きをしているのです。

 

保育現場で活かせる「手で書く」力

保育業務では、日誌や記録、連絡帳などを書く機会が多くあります。忙しいと、つい「作業」になってしまうこともありますが、手書きにはもうひとつの役割があります。それは、自分自身の振り返りを深めることです。

 

その日の子どもの姿を思い浮かべながら文章にする時間は、保育を整理する時間でもあります。キーボードよりも少しゆっくり進む分、「今日は何があったかな」と立ち止まる余白が生まれます。

 

手書きは、単なる昔ながらの習慣ではなく、「記憶に残す」「気持ちを伝える」という役割を持った手段。

忙しい日々の中でも、ときどきその意味を思い出してみると、日々の記録が少し違って見えるかもしれません。

 

めぐみ先生

元保育士。ライター歴10年。
子育てをしながら保育の記事を書いています。
保育現場で働く方や、保育者を目指している方に役立つコラムをお届けします。

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