食事の時間、いつもはよく食べる子でも、気分が乗らない日があるものです。そんなときにどう関わるか迷うことはありませんか。
今回は、“食べる気分じゃないとき”の子どもの姿と、保育者の関わり方について考えてみます。
「食べない」にも理由がある
子どもが食べないと、「体調が悪いのかな」「好きじゃないのかな」と気になるものです。
もちろん、体調や味の好みが影響していることもありますが、それだけではありません。眠気や疲れ、遊びの続きが気になっている気持ち、なんとなく気分が乗らない、そんなさまざまな要因が重なっていることもあります。
大人でも「今日はあまり食べたくないな」と感じる日があるように、子どもにも食べる気分じゃない日があります。その前提に立つだけで、見え方が少し変わってきます。
無理に変えようとしない関わりを
「少しでも食べてほしい」と思うと、つい声をかけたくなるものです。でも、その日の子どもの状態によっては、その関わりが負担になることもあります。
一方で、無理に変えようとするのではなく、その子のペースを尊重することで、子どもの意欲が湧いてくる可能性もあります。
食事の時間は、「どれだけ食べたか」だけでなく、「どんな時間を過ごしたか」も大切な視点です。
たとえば、「いいにおいがするね」と感じたことを共有したり、食材の話をしたりする。食べなくても、その場に心地よくいられることが、次の一口につながることもあります。
ここまで食べられた、という視点で

「今日はあまり食べなかったね」で終わるのではなく、「ここまでは食べられたね」とできている部分に目を向けることも、子どもの安心感につながります。
食べる量やスピードは、その日によって変わるものです。だからこそ、「その日のその子」に合わせた関わりを選んでいきたいものですね。
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めぐみ先生
元保育士。ライター歴10年。 子育てをしながら保育の記事を書いています。 保育現場で働く方や、保育者を目指している方に役立つコラムをお届けします。 |
