めぐみ先生の保育コラム 保育士の為のお役立ち情報

【梅雨の保育に使える】雨の日の遊び

もうすぐ梅雨入りを迎えます。

雨が続くと屋外に出ることができず、遊びがマンネリ化してしまう、という悩みは家庭でも保育園でも同じだと思います。

今回は、“雨の日だからこそできる”楽しい遊びをご紹介しましょう。

 

 

【室内遊び】余った布でてるてる坊主づくり

♪てるてるぼうず てるぼずう という歌を口ずさみ、お天気が良くなることをお祈りするてるてるぼうず。

ティッシュペーパーと輪ゴムで簡易的に作るものが一般的ですが、余っているタオルや布巾、布のはぎれを使えば、部屋飾りにしても可愛いてるてる坊主が出来上がります。運動会や発表会の時に使った余り布で、てるてるぼうず製作をしてみませんか?

 

【室外遊び】雨の日探検隊

雨の日はお部屋で過ごすのが当たり前になっているかもしれませんが、あえて雨の日に散歩に出て行くのも楽しい経験です。耳を澄まして雨音を聞いたり、虫が雨宿りをしているところを探しに行くのも良いですね。いつもは「入ってはいけません」と言われている水たまりに入って、思い切りバシャバシャ歩いてみたり。

レインコート・長靴が必要なので、事前にお知らせをしておきましょう。もしくは、カラービニール袋を使用して、オリジナルのレインコートを作ったり、子ども用ビニール傘に油性ペンで絵を描いてお出掛けするのも特別な思い出になります。

 

【室内遊び】リトミック〜雨バージョン〜

「雨の日は、どんな生き物がいるかな?」とみんなで考えて、カエルやカタツムリ、あめんぼに変身しましょう!導入に雨に関連した絵本を活用すると、想像の幅が広がります。

遊びの中で「雨の日にクジラさんが泳いでいるかも」「雨で遊ぶぞうさん」など、いろいろな動物が登場するかもしれません。子どもたちの自由な発想を大切にして、音楽に合わせて体を動かす楽しさを伝えていきましょう。

 

 

雨の日は、大人もどこか心がどんよりしてしまいがちです。

保育士の気持ちは子どもたちに伝染し、クラスの雰囲気全体が暗くなってしまいます。

 

しかし、悩ましい梅雨の時期を味方に変えて、いつもとはちょっと違う「特別な」保育もできるはず。今回ご紹介した以外にも、各園の環境や担任の特技を活かした雨の日の遊び方を探してみてくださいね。

 

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佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

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