めぐみ先生の保育コラム

五感をフル活用!落ち葉遊びのアイデア

落ち葉遊びのよさは、子どもたちが全身を使って自然と触れ合い、想像のままに自由に楽しめるところ。

ここでは、保育園や幼稚園で実践できる落ち葉遊びのアイデアを紹介します。

 

低年齢でも楽しめる落ち葉遊びの例

落ち葉のお絵描き

落ち葉を地面に敷いて、棒や枝で絵を描くように動かすことを楽しみます。自然のキャンバスを使って自由に創造力を発揮できます。

 

葉っぱスタンプ

集めた落ち葉に絵の具をつけて、紙の上に押し付けます。葉の形や模様がスタンプのように残ります。色々な形・大きさの葉っぱを集めると、楽しい作品を作ることができますよ。

 

落ち葉の宝探し

色や形の異なる落ち葉を探す「宝探しゲーム」をするのもおすすめです。「赤い葉っぱを探そう」「いちばん大きな葉っぱを見つけよう」といったテーマを設定して楽しみます。

 

友だちと一緒に楽しむ落ち葉遊びの例

落ち葉リレー

準備として、園庭の落ち葉を一ヶ所にたくさん集めておきます。

子どもたちを2つのチームに分けて、落ち葉をスプーンや小さなバケツに入れて、リレー形式で運びます。ゴールに一番多くの落ち葉を運べたチームが勝ちです。スプーンの代わりに手やカップを使っても楽しめます。

 

落ち葉集め競争

制限時間内に誰が一番多くの落ち葉を集められるか競争します。ペアやチームを組んで、みんなで協力してたくさん集めると、楽しさ倍増です。

 

落ち葉のままごと

落ち葉を食べ物や食器に見立ててままごとをします。「カレー作ろう」「サラダ作ろう」といったテーマで、友だちと協力してごはんを作ったりパーティーをします。

 

落ち葉遊びで子どもたちの五感を刺激

落ち葉の音や色、形、触り心地、そして匂いなど、五感がフルに刺激されるところも落ち葉遊びの魅力です。乾いた葉っぱの「カサカサ」という音や、鮮やかな赤や黄色の色彩、しっとりとした感触など、遊びを通して様々な感覚を楽しむことができます。

 

また、落ち葉は形や色が様々なので、子どもたちは自由に創造性を発揮できます。葉っぱを動物やアートの素材として使ったり、空想の料理を作ったり、自然の中にあるものを使って遊びをどんどん広げていけるように、手立てを考えてみましょう。

 

佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

 

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