めぐみ先生の保育コラム

現役保育士さんたちに聞いてみた「保育のやりがい」は?

 

子どもたちの成長を近くで見守ることができる保育の仕事。人の命を預かる責任の重さもありますが、他の仕事では感じることができないやりがいを味わうことができます。

今回は、私がライターの仕事をする中で現役保育士さんたちに聞いた「保育のやりがい」のお話をご紹介しましょう。

 

自分の保育で子どもたちが笑顔になってくれることが嬉しい

「仕事を始めたばかりの頃、家に帰ってからも、土日も保育のことを考えていました。子どもたちとこんなことをして遊ぼうかな?喜んでくれるかな?とイメージして準備をして……それを現場でやってみた時、子どもたちが笑顔になってくれたら大成功!すごく嬉しいです」

若手の先生から聞いたお話です。子どもたちのことを考えて計画を立てた活動が、本当に子どもたちの笑顔に繋がった時はやりがいを感じますよね。

 

保護者に「ありがとう」という言葉をもらえる瞬間

「保育の仕事をしていると、保護者から感謝していただける瞬間がたくさんあります。少しでも保護者のサポートができていると実感した時はやりがいを感じますね」

こちらは中堅の先生から聞いたお話。子どもたちだけでなく、保護者にも寄り添うのが保育の仕事です。お迎えに来た保護者がホッとした表情になると、こちらも嬉しくなります。

 

年度末の感動は言葉にできない

「慌ただしく毎日が過ぎていきますが、やはり年度末の感動は言葉にできないです。4月の姿を思い返して泣いちゃいます。こんなに大きくなったんだ〜こんなことができるようになったんだ〜って。保育士やってて良かったな、また次の4月からも頑張ろうって思えます」

何回か転職を経験している保育士さんのお話ですが、どの園で働いていても年度末は感動する!とお話していました。

 

自分自身の好きなことが保育に活かせる楽しさ

 

「趣味でダイビングをしています。子どもたちにダイビングの写真を見せたら魚や海に興味を持ってくれて、その年は海をテーマに活動を計画しました。自分の趣味がこんな風に保育に活かせるとは思っていなくて、とても楽しいです」

夢中になっているものや好きなことを保育に取り入れることで、保育士自身もいきいきと保育ができますよね。

 

同僚の保育士が楽しそうに働いていることが私のやりがい

最後に、主任保育士の方からの声を紹介します。

「主任という立場になり、マネジメント業務も行うようになりました。そのため、子どもだけでなく働く職員にも目を向けています。子どもたちが笑顔でいられる保育園を作るのはもちろんですが、保育士たちが元気に楽しく働いてる姿を見るのも私の新たなやりがいになりました」

 

キャリアアップをすることで、やりがいは変化していくのですね。

 

今回ご紹介した声は、ほんの一部です。

保育の仕事はここで語り尽くせないくらい素敵な瞬間があると思うので、ぜひ探してみてくださいね。

 

[wc_box color="secondary" text_align="left"]

佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

[/wc_box]

-めぐみ先生の保育コラム

© 2011 保育パートナーズ