めぐみ先生の保育コラム 保育士の為のお役立ち情報

「敬老の日」について知ろう

9月の第3月曜日は敬老の日です。2017年は9月18日にあたります。

お世話になっているおじいちゃん・おばあちゃんにプレゼントを作ったり、発表会を開催したりする保育園もあるのでは?

 

今回は、敬老の日についておさらいをしましょう。

 

 

おじいちゃん・おばあちゃんに感謝の気持ちを伝える日

 

第3月曜日が「敬老の日」、それから1週間を「老人週間」をいうのをご存知でしょうか。

“多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」として、日本の法律に定められています。

 

多くの知恵と経験を持つお年寄りに敬意を表し、日頃の感謝を伝えることを趣旨とした国民の祝日です。子どもたちにも、お年寄りに親しみ、親切にすることの大切さを伝えたいですね。

 

 

敬老の日、保育の中で何をする?

敬老の日に向けて、保育園ではどんな活動ができるでしょうか?

 

プレゼント作り

おじいちゃん・おばあちゃんに感謝の気持ちを込めてプレゼント作りをしてみてはいかがでしょうか。牛乳パックやペットボトルなどの廃材を活用して、花瓶やフォトフレームといった実用的なアイテムを作って贈ると喜んでもらえます。フォトフレームに子どもたちの顔写真を入れてプレゼントするのもオススメです。(可愛い孫の写真を家に飾っておきたいと思う方は多いようです。)

乳児クラスは、手型スタンプやシール貼りをしてオリジナリティを出すと、世界でひとつだけのプレゼントになりますよ♪

 

地域のお年寄りと交流する

活動の中に、地域の高齢者施設のお年寄りとの交流を取り入れてみてはいかがでしょうか。定期的に施設を訪問し、一緒に工作をしたり、絵本を読んだり、歌の発表をしたり……普段は関わりの少ない地域の高齢者の方と交流する時間は、子どもたちにとって素敵なひとときになります。施設を訪れる際のマナーやルールは事前に話し合いをしておきましょう。

 

 

敬老の日を、お年寄りに親しみを持つきっかけに

 

お年寄りに親しみを持ち、感謝するという気持ちは、敬老の日だけにとどまらず、普段から保育の中でも忘れないようにしたいですね。

家族や地域には、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年齢の人々がいます。様々なライフステージを生きる人と関わることで、視野が広がり、思いやりの心が育つはずです。保育園の中だけの人間関係にとどまらず、保育園の外にいる人々にも目を向け、保育の内容をどんどん広げていきたいですね。

 

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佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

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