めぐみ先生の保育コラム

子どもたちと秋を楽しもう

芸術の秋、スポーツの秋、食欲の秋など、秋は楽しいことがたくさんあります。晴天が多く過ごしやすい気候のため、外に出掛けるのにも最適。子どもたちと一緒にどんな秋を過ごすか計画を立ててみましょう。

 

芋掘りやクッキングetc...秋は食育の季節

お芋やきのこ、りんご、さんまなど秋は旬の食材がたくさんありますね。夏の暑さも和らいだところで食欲も湧いてきます。

食材に触れる経験を通して食への関心を深めるにはぴったりの季節です。収穫した野菜や果物を使ってクッキングをしたり、地域の商店街に出掛けて八百屋や魚屋で買い物をしてみたり、子どもたちの年齢や興味の方向性によって楽しみ方も色々です。

 

展覧会ごっこをして芸術に親しもう

クラスでプチ作品展を開催するのはいかがでしょうか。子どもたちの作品を飾ることは普段から行なっているかもしれませんが、「展覧会」として作品を額装したりライトアップしたりするだけで雰囲気が変わります。保護者に招待状を渡し、お迎えの時に見てもらうのもいいですね。

「季節の自然物を使った作品」などクラス内でテーマを決めてみるのも面白そうです。

 

散歩に出掛けて季節の移ろいを発見しよう

木や花、虫など秋の自然を探してみましょう。また、空気の冷たさや川の音、日暮れの様子など秋を感じる情景は身の回りにたくさんあります。ある保育園では「焼き芋やさんの音がする!秋がきた!」と言った子もいたそうです。ぜひ子どもたちと同じ視点で、秋探しに挑戦してみてください。

 

地域環境を活かして秋を楽しむ!

秋といっても、地域によって気候や環境は異なります。自分たちの地域ならではの秋の楽しみ方を探求してみるのもおすすめです。

 

佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

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