めぐみ先生の保育コラム 保育士の為のお役立ち情報

子どもに風邪を貰わないために!免疫力を高める5つのポイント

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寒い季節を迎え、園内では鼻水をたらしている子、マスクをつけて登園する子など「かぜっぴきさん」がチラホラ登場する頃ではないでしょうか?

担任の保育士は、子どもたちの体調管理や園内の感染症予防のことで頭がいっぱいになり、自分自身の体調管理がおろそかになりがちです。

 

ここでは、保育士が子どもの病気をもらって倒れないように、免疫力を高める方法を5つ紹介します。

 

からだを温める食べ物を摂取しよう

食事は健康の基本です。栄養があり、免疫力を高めるものを意識して摂取しましょう。風邪の流行している時期におすすめな食べ物は以下のとおりです。

 

果物類・生姜・海藻・鶏肉・味噌・納豆

 

体を温める作用のあるもの、腸内環境を整えるものを食べることで、ウイルスに負けない体になります。特に、旬の食べ物は栄養価が高いので、積極的に選ぶようにしましょう。

 

お風呂に肩まで浸かる習慣を

忙しい保育士さんは、湯船に浸からずシャワーだけで済ませてしまう方も多いかもしれませんね。しかし、湯船にしっかりと浸かることは、こんな効果があるのです。

 

血流を良くし、酸素や栄養を全身に運ぶ。

副交感神経が刺激されリラックスし、熟睡できる。

腸内の動きが活発になり、風邪をひきにくい体になる。

汗をかき、老廃物を体の外に出す。

 

10分程度の入浴でも、こんなに良い効果があるんです。翌日も元気に保育をするために、湯船に浸かる習慣をつけましょう♪

 

過度な運動は禁物

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免疫力を高めるには運動が良いのでは?とひらめくかもしれません。しかし、ジョギングやジム通いなどを無理に生活の中に押し込めると、かえってストレスになってしまう可能性があります。特に保育士の場合は、早番・遅番があるためスケジュールの中に無理に運動を詰め込むことはお勧めできません。

 

そこで、寝る前にできるストレッチや、テレビを見ながらでもできるバランスボールなど“ほどよく”“無理なく”体をほぐす運動をしてみてはいかがでしょうか。週末にヨガスタジオに通うのも良いですね。

 

22時には寝る

子どもたちには「夜更かししてはいけません」と言うものの、帰宅してから書類仕事をしていると日付が変わり深夜2時……私も現役時代によくやっていました。しかし、成長ホルモンが最も多く分泌されるのは22時頃と言われています。成長ホルモンは自律神経の働きを整える作用があるため、子どもだけでなく大人にも必要なのです。

どうしても持ち帰り仕事が終わらないという場合は、夜更かしするのではなく、早起きして済ませるようにしたいところです。

 

笑うことで免疫力が高まる??

笑うことが健康に良いということは、様々な研究で明らかになっています。なんと、笑顔でいることにより、ガンを予防したり進行を遅らせたりすることもできるそうです。

保育士の仕事の素晴らしいところは、子どもたちからたくさんの笑顔をもらえること。そして、笑顔を返すことができること。たとえ暗い気持ちで出勤しても、クラスの子どもたちを目の前にすると、自然と笑顔になれます。これは、作り笑いでも効果があるそうです。

風邪をひかない体を作るために、笑顔を心掛けましょう。

 

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佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

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