めぐみ先生の保育コラム

みんなに教えたい!大豆のまめちしき

大豆は日本人にとってとても身近な食べ物です。納豆に豆腐、醤油など大豆を原料とした食品を私たちは日頃から口にしています。

 

今回はそんな「大豆」に関する豆知識をご紹介します!

 

節分に大豆を撒いたり食べたりする理由は?

豆まきは、鬼の目に向かって豆を投げて退治したことと、「魔目」「魔滅」の言葉遊びが交わって慣習化したと言われています。本来はその家の主人、もしくは厄年の人が豆をまくと縁起が良いと言われています。

また、豆まきに使う福豆を年の数だけ食べることで、体の中に福を取り入れその1年は健康でいられると信じられています。

 

日本で一番食べられている大豆は?

大豆加工食品の生産量で最も多いのは、豆腐と油揚げです(平成29年の調査結果)。どちらも子どもたちにとって身近な食べ物ですね。その他にも大豆は納豆、豆乳、煮豆やお惣菜にも姿を変えます。

身の回りにどんな大豆加工食品があるか、ぜひ子どもたちと一緒に調べてみるのはいかがでしょうか。「え!?これも大豆でできてるの?」という食品が見つかるかもしれませんよ。

 

大豆とえだまめは同じ!?

熟していない緑の大豆が「えだまめ」だということはあまり知られていません。えだまめはまだ熟していないため身が柔らかく、水分を豊富に含んでいます。ビールのおつまみと言ったらえだまめ!という方も多いのでは?

大豆とえだまめの違いはそのカロリーにも現れています。大豆が100gあたり433kcalなのに対し、えだまめは134kcal。こんなに違いがあるのは成熟すると脂質が増えるためです。おもしろいですね。

 

奥深い大豆の世界

 

和食に欠かせない味噌や醤油も大豆が原料です。そして、ナムルにすると美味しい「もやし」も大豆からできています。

大豆と聞くと節分の福豆を想像する人が多いと思いますが、姿かたちを変えて食生活の色々なところに大豆は潜んでいるのです。

 

大豆クイズや大豆探しゲームをやってみると、いろんな大豆の存在に気づくかもしれませんね。

 

佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

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