めぐみ先生の保育コラム

リラックスできる休憩室づくりのアイデア

休憩室は仕事の疲れを癒す大切な空間。子どもたちと離れて頭の中を整理したり、ゆっくりと食事やお茶をしたりするための場所です。ここでは、リラックスできる休憩室づくりのアイデアをご紹介します。

 

畳敷きにして寝転がれるように

床が畳敷きだと寝転がったり裸足になってリラックスしたりできます。洋室の場合は畳マットやラグを敷くのがおすすめです。ローテーブルやこたつを設置すると、よりリラックスした空間になります。

 

ミニキッチンを併設する

電子レンジやコンロ、湯沸かしケトルなどを置いてミニキッチンをつくると便利な休憩室になります。昼食時に家から持ってきたおかずを温め直したり、インスタント食品を作ったりすることができます。コーヒーサーバーを設置して職員たちに大好評という園もあります。

 

間仕切り家具で一人になれる空間をつくる

休憩室は他の職員と共用することが多いと思いますが、時には一人になりたいときもあるでしょう。間仕切り家具などを置いて一人になれる空間を用意すると、読書に集中したり仮眠を取りたいときにも便利です。

 

本棚を置いてお気に入りの本をシェア

休憩室に本棚を置いて、お気に入りの本をシェアしてみませんか。保育書や絵本はもちろん、レシピ本や旅行ガイド、漫画など趣味の本などを置くのもおすすめです。他の職員との会話のきっかけにもなります。

 

休憩室の充実度で職員の満足度もアップ

休憩室のレイアウトや設備を決めるときは、「どんな空間だったらみんながリラックスできるか」という視点で考えてみると良いでしょう。休憩室が充実していると職員の満足度が高まり、仕事が忙しくても疲れをリセットすることができます。そして先生が元気になることで、子どもたちの前でも明るく振る舞うことができ、心のゆとりを持って保育ができるはず。

保育室の環境構成に加え、ぜひ休憩室の空間づくりにも力を入れてみてください。

 

佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

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