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どんな人が合ってる?沖縄で保育士として働くメリット・デメリット

今ある生活を捨てて沖縄で保育士として働こうと決意するのには、相当な覚悟が必要ですよね。

すでに資格を持っている場合は、移住先・転職先を見つけるステップだけで済みますが、未取得の場合はまずは勉強からはじめなくてはいけないので「ちょっと行ってみようかな」程度の気持ちではやり切れません。

そのため、移住・転職を決める前によく吟味しておく必要があります。そこで今回は、沖縄で保育士として働くメリット・デメリットをご紹介。どんな人が合っているかをお伝えしていきます。

沖縄に住んで保育士として働くメリット・デメリット

早速、沖縄に住んで保育士として働くメリットとデメリットを見ていきましょう!

 

メリット

改善の兆しはあるものの、沖縄にはいまだ待機児童が多くいるのが現状です。その数は多く、2019年4月1日の時点で認可保育園に入れない待機児童は1702人もいたと報じられています。

沖縄では待機児童を少しでも減らすために保育士の積極的な採用を行っていたり、保育士の就労環境を改善するために補助事業が行われていたりしています。

根本的に保育士が不足しているため、少しでも多くの人にメリットを感じてもらえるようサポートが手厚いこともメリットのひとつです。「保育士就職準備金貸付事業」や「未就学児を持つ保育士に対する保育料の一部貸付事業」など、活用できる事業が多くあります。

また、基本的に車社会のため、電車にパンパンに押し込まれて会社へ向かう「通勤ラッシュ」に巻き込まれずに済みます。車の場合は渋滞になることがあるので、事前に日々の交通量を把握しておくようにしましょう。

 

デメリット

沖縄は都市部と比べて平均賃金が低く、保育士の給与も全国平均を下回ります。かといって沖縄県内でも待遇が悪いかといわれるとそうではありません。平均月収は上がりつつあり、保育士の待遇が改善されていることを表しています。

しかし、沖縄で働くことによって年収が減少する可能性があることは事実であり、デメリットといえます。

また、地方ならではの独特な風習が色濃く残る沖縄では、それらに適応できない人にとってはその特徴がデメリットに感じられるでしょう。

 

沖縄で保育士として働くのにぴったりな人とは

それでは、メリットとデメリットを踏まえたうえで、どのような人が沖縄で保育士として働くのにぴったりなのでしょうか。

 

① 穏やかな人

沖縄には「ウチナータイム」という独特の時間感覚があります。時間にルーズなのは基本で、時間通りに集まらなくてはいけないという考えがありません。むしろ、それについてとやかく言う方が「面倒な人」だと思われる可能性があるのです。

沖縄に住み働くうえで「細かいことが気にならないかどうか」は重要です。せっかちな人は沖縄との相性はよくないでしょう。

 

② 暖かい気候が好きな人

沖縄の気候は1年を通して暖かく、冬場でも最低気温が15℃程度です。特に本州の人は冬の間が過ごしやすいと感じるはずです。

 

③ 海のそばで暮らしたいと思っている人

真っ青な海に囲まれている沖縄では、絶景とともに暮らしたいと思っている人の願いを叶えられます。

 

④ 周りの環境に適応できる人

沖縄は島ということもあり、独自の風習や郷土愛の強さが段違いです。そういった沖縄の色に染まり、周りの人々との関係をうまく築ける柔軟な人が、沖縄移住に向いているといえるでしょう。

 

先ほど紹介した「ウチナータイム」もそうですが、沖縄にはゆったりとした時間が流れています。「せかせかした都会の暮らしから離れたい人」には沖縄が適しているといえるでしょう。

また、沖縄に住んで働くうえで「自動車の免許を持っているか」は重要なポイントです。沖縄は基本的に車社会であり、モノレールは運行されているもののほんの少しのエリアだけです。バスを使って移動することも可能ですが、免許と車はほとんど必須といってもいいものです。

こうした沖縄ならではの特徴を理解したうえで、沖縄移住を決めましょう。

 

遠方の転職活動をするときのポイント

今住んでいるところから沖縄で転職活動をするためには、どうにかして面接を行わなければなりません。

そこで活用したいのが、スマホ面接・ビデオ面接などです。保育園によっては遠方の人も積極的に採用しようと導入しているところもあるので、しっかりリサーチしましょう。

また、情報収集を徹底的に行うこともポイントです。現地のハローワークを使ったり、沖縄へ実際に転職した保育士の先輩とつなげてもらうなど、コネクションも活用できるとなおよしです。

そして、転職スケジュールはしっかり組みましょう。現在就いている仕事と並行して転職活動を行うには、いかに効率的に進めるかが重要です。ゴールから逆算してスケジュールを組むのがおすすめです。

わからないことはハローワークや求人の担当者などに徹底的に聞いて解消し、さまざまな求人を探して選択肢を増やしておくようにしましょう。

 

まとめ

移住をするのは大きな決断。ましてや自分の知らない土地に移り住んで仕事をするのは人生の中で大きな転機となるでしょう。そのため、移住をする前にメリットやデメリットは押さえておく必要があります。

また、遠方の転職は普通の転職とは異なります。しっかり準備をしてから臨むようにしましょう。

 

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