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沖縄で保育士として働くなら!まずは移住のことを考えよう

沖縄で保育士として働きたいと考えているなら、転職活動と同じくらい移住について考えることが大切です!いざ住んでみて合っていなかった……と感じてしまってはもったいないので、事前に移住体験をしてみるのもおすすめです。

そこで今回は、保育士として沖縄で働くまでに踏むべきステップや移住するときに必要なものについてご紹介します。

沖縄で保育士として働く際に踏むべきステップ

沖縄で保育士として働こうと思った際には、踏むべきステップがあります。ここからは必要なステップを順を追って説明していきます。

① 保育士免許の取得

未経験・異業種からの転職の場合は、まず保育士免許を取得する必要があります。

無免許の場合、取得する方法は2通りです。ひとつが保育士試験に合格すること、もうひとつが厚生労働省指定の保育養成校を卒業することです。

保育士試験を受験するには、一般的な大学・専門学校・短期大学などを卒業していることが受験資格のひとつとされています。そのため、最終学歴が中卒・高卒の場合は、定められた児童福祉施設に一定期間務めることが必須です。大卒・短大卒が求められますが、他にも保育士試験の受験に必要な条件があるため、一度チェックしてみましょう。

保育士養成校には主に大学・短期大学・専門学校・通信制大学の4種類があります。自分の生活スタイルに合わせて勉強方法を選ぶことをおすすめします。大学の中にはゆくゆく園長としてのキャリアも考えられる「幼稚園教諭免許(1種)」をあわせて取得できるところもあり、取っておくことで将来的な選択肢が広がるでしょう。また、短期大学や専門学校の中には「幼稚園教諭免許(2種)」を取得できるところもあります。取得できる資格を比べて学校を選ぶのもひとつのポイントです。大学や短期大学、専門学校よりも費用を抑え、自分のいまの生活と両立して免許取得を目指したい人には、通信制大学がおすすめです。

 

すでに免許を取得している場合は、①を飛ばして②からスタートしましょう。

 

② 転職活動をする

免許を取得できたら、転職活動をしましょう。

まずは求人を確認し、気になる保育所にエントリーをします。大々的に説明会などを行なっているところは少なく、自分から積極的に情報を集める姿勢が重要です。ハローワークや事業者のホームページ、求人誌や求人サイト、学校の就職課や沖縄が開催する就職セミナーなどを活用して情報収集しましょう!

保育所によってフローは異なりますが、筆記試験や面接などを経て内定をもらい、入社日を調整するのが基本的な流れです。内定をもらったら、現在の職場に退職の意志を伝え、引き継ぎを行ったあとに退職をします。

シンプルな流れですが、現職と並行して転職活動を進めなくてはいけないので、忙しくなることは覚悟しておきましょう。

 

③ 家探しをする

就職先が決まったら、沖縄での住居を探します。ある程度金銭的に余裕があるのであれば、沖縄の家探しをしてから転職活動をするのもひとつの手です。就職先が決まっていない段階で家を貸してくれるところは少ないですが、面接のたびに沖縄へ行き宿に宿泊するのもお金がかかります。

職探しと宿探しは、自分がスムーズにできる方法と順番で進めましょう。

 

沖縄へ移住する

就職が決まり物件も決まったら、いざ移住です。

いま住んでいるところの解約手続きや引っ越し準備は余裕を持って進めておきましょう。

 

沖縄へ移住するときの必需品とは?

ここからは、沖縄へ移住する際に必要なものをご紹介します。

必須アイテムは以下の5つです。

  1. ①車の免許、車
  2. ②除湿機
  3. ③クーラー
  4. ④布団乾燥機
  5. ⑤日焼け対策アイテム
     

沖縄にある電車は、那覇空港駅から首里駅を結ぶ「ゆいレール」のみ。バスも走っていますが基本的には車移動です。自宅近くから保育所近くまで運よくモノレールが通っていることは滅多になく、バスも出勤時間に合わせて運行されているとは限りません。沖縄で生活していくには車の免許と車があると安心です。

年間を通して温度も湿度も高い沖縄では、除湿機・クーラー・布団乾燥機・日焼け対策アイテムが必需品です。湿度によってカビが発生しやすかったり、直射日光を浴びると火傷のようになってしまったりと、住環境が変わります。湿度や温度と年中ともに生きる覚悟で移住しましょう!

そして、アイテムではありませんが、文化の違いを受け入れる気持ちも必要です。

あまり湯船に入る習慣がないためシャワーのみの物件が多くあったり、うちなーぐち(沖縄訛り)が強かったり、沖縄には独特の食や生活習慣があります。それらを受け入れて楽しむ気持ちを持つことが大切です。

また、移住や転職活動を行う前に、お試しで沖縄に住んでみることもおすすめです。住み込みのアルバイトをしてみたり、移住体験に参加したり、車の免許を取りつつ住んでみたり、さまざまな方法があるので試してみてはいかがでしょうか?

 

沖縄で家探しをするときの流れ

沖縄の不動産屋さんに物件の問い合わせをし、内見を経て契約するのが一般的な流れです。沖縄で家探しをするとき、どんなポイントをチェックすべきなのでしょうか。

沖縄は車社会のため、車1台分の駐車場込みで家探しをするのが必須です。

そして、移住をするとなると海の近くに憧れを抱く人は多いのではないでしょうか。オーシャンビューを楽しむのはすてきですが、潮風に晒されて車や物が錆びやすくなるデメリットも頭に入れておいた方がいいでしょう。錆びを覚悟でオーシャンビューの家に住みたいということであれば「西海岸」がおすすめです。

また、米軍基地の近くは騒音がひどいため、避けた方がベター。また、昼と夜では印象が変わるので、物件選びの際にはどちらの時間帯にも見に行かせてもらった方が安心です。

女性は防犯面も考え、オートロックで2階以上の物件を選ぶことをおすすめします。また、治安のチェックも忘れないようにしましょう。物件から駐車場、物件から最寄りのコンビニやスーパーまでの道の明るさも重要なチェックポイントです。

 

まとめ

沖縄で保育士として働きたいと考えたときには、さまざまなステップを踏む必要があります。

無資格から沖縄の保育士を目指す人は、まずは資格を取得することが必須です。すでに保育士免許を持ち、保育士として働いている人であれば、移住のことを考えはじめると良いでしょう。

また、沖縄は車社会です。免許を持っていないと生活しにくいことは間違いありません。移住のことを考えるとともに、車の免許の取得や自家用車の購入についてもあわせて考えておきましょう。

 

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