連絡帳やおたより、記録など、保育の仕事には「書く場面」がたくさんあります。伝えようと思うほど、気づけば文章が長くなってしまうことはありませんか。
丁寧に書こうとしているのに、「なんだか読みにくいかも」と感じることもあるかもしれません。
今回は、文章が長くなったときに意識したいポイントを紹介します。
全部書こうとすると長くなる
文章が長くなる理由の一つは、「できるだけ伝えたい」という気持ちです。
たとえば、子どもの様子を保護者に丁寧に伝えようとすると、その日の出来事や会話、気持ちの動きまで全部書きたくなることがあります。
もちろん、その思いはとても大切です。でも、情報を詰め込みすぎると、かえって伝わりにくくなることもあります。
そんなときは、「今日は何を一番伝えたいんだろう?」と考えてみるのがおすすめです。
砂場で長く遊んでいたことを伝えたいのか、友だちとのやりとりを伝えたいのか。
伝えたい軸が見えると、文章も自然と整理されていきます。
「一文に一つ」を意識してみる

文章を短くしたいときは、「一文に情報を詰め込みすぎていないかな?」と見直してみるのもポイントです。
たとえば、
「今日は園庭で虫探しをして、ダンゴムシを見つけたことを友だちに嬉しそうに伝え、そのあとも夢中になって探していました」
という文章は、内容がたくさん入っています。
これを、
「今日は園庭で虫探しをしました。ダンゴムシを見つけると、友だちに嬉しそうに見せていました。そのあとも夢中になって探していました」
と分けるだけで、ぐっと読みやすくなります。
短く書くというより、区切るイメージに近いかもしれません。
声に出すと、読みやすさが見えてくる
文章を書いたあと、声に出して読んでみるのもおすすめです。
読んでいる途中で息が苦しくなったり、「長いな」と感じたりする部分は、文章が詰まっているサインかもしれません。
逆に、すっと読める文章は、相手にとっても読みやすいことが多いものです。
文章を短くすることは、「削ること」だけではありません。相手が読みやすいように整えることでもあります。
保育の文章は、上手に書くことより、伝わることが大切です。全部を完璧に書こうとするのではなく、「今日いちばん伝えたいことは何かな」と立ち止まってみる。
そんな小さな意識が、文章を読みやすくしてくれるかもしれません。
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めぐみ先生
元保育士。ライター歴10年。 子育てをしながら保育の記事を書いています。 保育現場で働く方や、保育者を目指している方に役立つコラムをお届けします。 |
