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保育園の大掃除で気を付けたいこと

年末になると大掃除をする保育園も多いですね。

園にもよりますが保育士と園児が一緒になって掃除を行う、ゼロ歳児クラスだと保護者も一緒に加わる、或いは保育士だけが掃除を行うなどに分かれます。

いくら保育園児はまだ小さいと言っても出来るところから経験させていくのも必要ですので自分が普段使っているものやロッカーなど分かりやすい場所から掃除をさせるといいですね。

子どもは一人ではやらなくても周りがやっていると楽しみながらし始めますので園は綺麗になるし、子どもの経験や自主性を培えるなど一石二鳥です。

そこで気をつけなければいけない点も出てきます。大掃除となると普段使わない薬剤を使用することもあり、誤って飲んだりしないように注意をすることですが、基本的には園児の手が届く場所に置かないことです。

また拭き掃除で床が濡れていることもありますので滑りやすい状態になるため、走り回らないようにさせなければいけません。掃除を楽しみながらするのはいいことですが、度が過ぎると危険も伴ってしまいます。

また大人でないと手が届かない場所や力仕事などもありますので園児がいない時期にスタッフで行う大掃除として床のワックスがけ、換気扇や窓の掃除、園庭の雑草抜き、シーツ類等の洗濯、プールの掃除など結構な労働です。

特に床のワックスがけになると荷物を一旦違う場所に移動するなどの作業が伴うため、どこに何をやったかが後で分からなくなってしまうケースも無きにしもあらず。また砂場がある保育園では危険なゴミが混じっていないかなどのチェックもしたほうがいいでしょう。

風で飛んでくるなどしてガラスの破片が混じりこんでしまうこともありますし、野良猫などが糞をしてしまうケースもあります。

保育園の大掃除は園をこれまで以上に綺麗にすることが目的ですが、先ずは安全の上で行うことが前提となります。小さい年齢のクラスだと何でも口に入れてしまいますのでやたらと化学薬品を使わないように配慮するなど衛生を保ちつつ安全性を第一に考えましょう。

 

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