粘土遊びは室内遊びの定番。「お店屋さんごっこ」や「動物園を作ろう」などテーマを設定して遊ぶのも楽しいですね。
今回は、そんな粘土遊びのアイデアをまとめてみました。
粘土を用意しよう!
・どんな粘土を使ったらいいの?
粘土にはいろいろな種類があります。保育でよく使うのは、きめが細かく伸びが良い「油粘土」です。直射日光を当てても変色することがなく、硬くなりません。さらに何度でも繰り返し使うことができるのが特徴です。
その他、水彩絵の具で着色ができる「紙粘土」も扱いやすい種類です。
・小麦粉粘土ってなに?
誤飲の心配がある子どもでも安全に遊ぶことができる、小麦粉で作られた粘土です。作り方は簡単です。
<小麦粉粘土の作り方>
小麦粉2カップと塩小さじ1をボールに入れて、少しずつ水を加えながらこねていきます。
サラダ油を加えるとなめらかな手触りに。ちょうど良い硬さになったところで遊びましょう。
奥が深い!粘土遊びのアイデア
・自由に触って感触と変形を楽しもう
粘土遊びの導入に。粘土に触れて感触を楽しんでみましょう。手のひらを押し付けてみたり、握ったり、潰したり。どんな形になるか自由に実験する遊びです。
・おだんごやさん
両手を使って、コロコロと転がし、丸を作ってみましょう。潰して平べったくしたり、2つをくっつけて大きなおだんごにしてみたり。たくさんできたらおだんごやさんを開店しましょう!
・にょろにょろヘビ競争
のし棒を扱うように、手で粘土を細長く伸ばしていきます。誰がいちばん長いヘビを作れるか競争です。
・おうちごっこ
粘土を使ったごっこ遊びを楽しみましょう。動物や人を作ったり、廃材を組み合わせて仕切りを作れば、みんなでおうちごっこをすることもできますよ。
遊んでいる過程が大切
「〜〜を作るぞ!」と目標を持って張り切るのももちろん良いのですが、粘土に触れて感触を楽しんだり、指をたくさん動かして色々な形作りに挑戦する姿を大切にしましょう。子どもたちの興味に合った遊びを考えて提案していくことも必要です。
可能性が広がる粘土遊び、ぜひ子どもたちと一緒に楽しんでくださいね。
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佐藤愛美(さとうめぐみ)
保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。 保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。 |
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