めぐみ先生の保育コラム

保育士の採用面接でよく聞かれる質問と回答例を紹介

多くの保育園では、採用の際は人柄を重視しています。そのため、面接で話す内容は重要です。採用担当者の視点を理解した上で受け答えができると内定に繋がる可能性が高くなります。

 

ここでは、保育士の採用面接でよく聞かれる質問と、その回答例をご紹介します。

 

なぜ保育士になりたいと思ったのですか?

保育の世界を志すきっかけは、保育士の面接で最もよく聞かれる質問です。保育に対する価値観や意欲の高さを確認するためです。

「自分が通っていた保育園の先生に憧れました。優しくて物知りな先生で、私もあの先生のような保育社になりたいとずっと憧れていました」といったように、具体的に伝えるようにしましょう。

 

なぜこの保育園(法人)を選んだのですか?

志望動機もよく聞かれる質問の1つです。

「見学させていただいたときに、素敵な絵本コーナーを見て感動しました。私も絵本が大好きで、この園でたくさん子どもたちに絵本を読んであげたいと思ったんです」といったように、この園ならではの魅力を語れるように準備しておくとよいでしょう。事前に見学で訪れている場合は、そのときのエピソードを織り交ぜると意志が伝わりやすくなります。

 

保育実習や子ども関係のアルバイトで印象に残っているエピソードは?

過去に子どもと関わった経験について尋ねる質問です。子どもへの眼差しや保育の価値観、その人のスキルなどを確認しています。

「大学3・4年生のときに児童館でアルバイトをしました。地域に住む様々な親子と関わる中で、保護者支援の重要さを痛感しました。特に未就園児の保護者は一人で悩みを抱え込んでいる場合が多く、私が話しかけると『育児の話を誰かと話したかったんです』とホッとした表情になるお母さんもいました。この経験を活かし、保育現場でも丁寧な保護者支援を心掛けたいと思います」

エピソードを求められた場合は、このようにできるだけ当時の様子を具体的に伝え、学んだことや培ったスキルを仕事にどう活かしたいかまで述べるとよいでしょう。

 

学生時代に注力したことは?

その人の人柄や物事への取り組み方を知るための質問です。部活やアルバイト、ボランティアなどの経験を伝えます。実績やスキルをアピールするよりも、そこで何を学んだかについて語ったほうが魅力を伝えることができます。

 

質問はありますか?

「何か質問はありますか?」と面接担当者から逆質問をされる可能性もあります。ここで意欲をチェックしている場合があるため、「特にありません」と答えるのはなるべく避けたいところ。

「働いている人の年齢層はどれくらいですか?」「ピアノのスキルはどの程度必要ですか」など、質問を2〜3つほど用意しておくことをおすすめします。

 

<まとめ>面接の回答はできるだけ自然体で

紹介した以外にも、「あなたの長所・短所を教えてください」とか「配属希望のクラスとその理由」といった質問をされることもあります。

答えを用意していないことを聞かれると緊張してしまうかもしれませんが、背伸びして回答するよりも、できるだけ自然体で、自分の思いを伝えたほうが好印象です。

もちろん、事前にシミュレーションをしておくと心強いので、友人や家族など第三者と一緒に面接の練習をしてみるのも効果的です。

 

佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

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