めぐみ先生の保育コラム

体力づくりのすすめ

学生時代や新人の頃は子どもたちと一緒に元気いっぱい走ることができたのに、年齢を重ねるごとにキツくなってきた……と悩んでいる方は多いと思います。年齢と共に体が変化していくのは自然なことですが、できれば何歳になっても子どもたちと元気いっぱい遊べるだけの体力を保ちたいものです。

今回は、隙間時間やプライベートで簡単に行える体力づくりについてお伝えします。

 

保育士は筋力、柔軟性、持久力をつけよう

筋力は使わないとどんどん衰えていきます。特に上半身よりも下半身の筋肉のほうが筋力が衰えやすく、段差につまずいたり全身のバランスを取りにくくなると言われています。

また、元気に動くためには柔軟性や持久力も大切です。スポーツ選手のように本格的な体づくりを行うとまではいかなくても、遊びの中で子どもたちと一緒にジャンプしたり走ったり、ダンスをしたりする体力は保育士にとって不可欠のはず。

 

隙間時間を使って体力づくりをしよう

ジムに行く時間は捻出できなくても、仕事やプライベートの隙間時間を使って簡単に体力づくりができます!現役保育士さんが実際にやっているストレッチや筋トレの例をご紹介しましょう。

 

・通勤電車で爪先立ちトレーニング。下半身の筋力がつきます。

・出勤したら大人も子どももみんなでラジオ体操。一生懸命やると意外と汗をかきます。

・歯磨きをしている時間だけスクワット。3分〜5分なら頑張れるかも!?

・体操の時間にアップテンポな曲を混ぜて持久力アップ。子どもたちも大盛り上がり。

・早起きして2駅歩いてみる。毎日続けることで体力がつきます。

・赤ちゃんを抱っこしながら骨盤を回す運動。ママヨガのポーズは保育士も使えます。

・仰向けに寝て、足を片方ずつ持ち上げて20秒キープ。寝る前にできる簡単なエクササイズ。

 

続けることが大切!効果が表れると楽しくなるかも

体力づくりは一朝一夕で効果が出るものではないので、継続することが大切です。頑張りすぎてしまうと途中で挫折してしまいがちなので、ポイントは「無理なく」できるもの。

自分のライフスタイルや保育スタイルにあった筋トレやストレッチの方法を探してみませんか。

 

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佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

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