褒めることと認めること。
どちらも子どもの成長を支える関わりですが、その意味は少し異なります。
今回は、「褒める」と「認める」の違いについて考えてみます。
褒めることが力になる場面
褒めることには、子どもの意欲を引き出す力があります。
例えば、苦手なことに挑戦したときや、最後まで頑張ったときに、「頑張ったね」「できたね」と声をかけることで、達成感を味わうことができます。
また、大人に認められた喜びが、自信につながることもあります。
ただし、結果ばかりを褒め続けると、子どもが「褒められるために頑張る」ようになってしまうことがあります。
もちろん褒めることが悪いわけではありませんが、それだけに頼らない視点も大切です。
認めることは、子どもの姿を受け止めること
認めることは、評価することとは少し違います。
例えば、「最後まで積み木を積んでいたね」「何度も挑戦していたね」と、子どもの行動や気持ちをそのまま言葉にする関わりがあります。
そこには、「すごいね」や「えらいね」という評価はありません。
子どもがどんなことに興味を持ち、どのように取り組んでいたのかを見つめ、その姿を受け止めて伝えることが認めることにつながります。
認められる経験を重ねることで、子どもは「自分のことを見てもらえている」という安心感を得ることができます。
褒めるも認めるも、どちらも大切

褒めることと認めることは、どちらか一方を選ぶものではありません。
達成感を一緒に喜ぶことも大切ですし、結果だけでなく過程に目を向けることも大切です。
例えば、「できたね」と声をかけるだけでなく、「難しかったけれど最後までやっていたね」と伝えてみる関わり方もあるでしょう。
保育の中では、子どもが挑戦する姿や試行錯誤する姿にたくさん出会います。
その一つひとつに目を向けながら、褒めることと認めることの両方を大切にしていきたいですね。
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めぐみ先生
元保育士。ライター歴10年。 子育てをしながら保育の記事を書いています。 保育現場で働く方や、保育者を目指している方に役立つコラムをお届けします。 |
