保育室では、さまざまな音が生まれます。大人にとっては気にならない音でも、音を嫌がったり、耳をふさいだり、その場から離れようとしたりする子がいます。
音の受け止め方には、一人ひとり違いがあります。
まずは、その子がどんな場面で、どんな音を気にしているのかを見てみましょう。
音の大きさだけが問題ではない
音が気になると聞くと、大きな音が苦手なのだと思いがちです。でも、気になる音は必ずしも大きな音とは限りません。
突然鳴る音、いつ鳴るかわからない音、複数の音が重なっている環境など、音の大きさ以外の特徴が負担になることもあります。
たとえば、同じ掃除機の音でも、いつ動き始めるかわからない状況と、これから掃除機をかけると予告されている状況では、受け止め方が変わるかもしれません。
「慣れれば大丈夫」とは限らない

音を嫌がる子に対して、少しずつ慣れれば平気になるのでは、と考えることもあります。しかし、まず大切なのは、苦手な音に無理に慣れさせることではありません。
耳をふさぐ、場所を移動するなど、その子なりの方法で音から距離を取ろうとしている可能性もあります。
音が気になることを問題行動として止めるのではなく、何が負担になっているのかを考えてみることが大切です。
音環境を見直してみよう
子どもへの個別の対応だけでなく、環境そのものを見直す方法もあります。
家具や玩具の配置を工夫するだけでも、音が集中する場所を少なくすることができます。また、活動の切り替えを予告したり、突然大きな音が出る場面では事前に知らせることも効果的です。
すべての音をなくす必要はありません。子どもたちが安心して過ごせるように、音の量や種類、鳴るタイミングに少し目を向けてみましょう。
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めぐみ先生
元保育士。ライター歴10年。 子育てをしながら保育の記事を書いています。 保育現場で働く方や、保育者を目指している方に役立つコラムをお届けします。 |
