めぐみ先生の保育コラム

知っていると梅雨が楽しくなるかも? 雨や湿気に関する豆知識

大人も子どもも楽しめる、雨や湿気に関するユニークな豆知識を3つ紹介します。

 

天気予報では「雨の強さ」を段階で表現している

天気予報の中では「今夜は“やや強い雨”が降るでしょう」といったように、雨の強さを表現するワードが出てきます。実は、天気予報の雨の強さを形容する表現には以下の通り段階があるんです。

  • やや強い雨
  • 強い雨
  • 激しい雨
  • 非常に激しい雨
  • 猛烈な雨

気象庁によると「やや強い雨」は雨が跳ね返って足元が濡れる程度、「猛烈な雨」は傘が役に立たないほどの雨のことを指します。

 

こういった表現を知っていると、雨空を眺めて振り方の違いを観察するのが楽しくなるかもしれませんね。雨予報が出ているときは、ぜひ解説に耳を傾けてみてくださいね。

 

 

湿気を吸収してくれる自然素材がある

1年で最も湿気がたまりやすいのは梅雨の時期。湿気は空気中に含まれている水蒸気のことです。実は、この湿気を吸収して空間を快適にしてくれる自然素材があるんです。

 

実は、天然の木材や漆喰、土壁、木炭、珪藻土などの素材は湿気を吸収し、調湿効果があるといわれています。自然素材を園の内装にたくさん使ったり、こういった家具や建具を使うと、梅雨の時期のジメジメを緩和できるかもしれません。

 

猫が顔を洗うと雨が降るのはなぜ?

「猫が顔を洗うと雨が降る」という昔からの言い伝えがあります。童謡『ニャニュニョのてんきよほう』にも「顔を洗うと 雨が降る」という歌詞が含まれています。

 

その理由は、湿気にあります。雨が降る前に湿気が多くなると猫のヒゲに水分が付着して重くなります。そのため猫は重たくなったヒゲをこすって手入れしているという説があるのです。また、湿度が上がると顔のノミが活発になり痒くなるという説もあります。

猫を飼っている方は、ぜひ観察してみてください。

 

身近にある雨や湿気のことを知ろう

雨や湿気は身近にあるため、普段からじっくり観察したり調べたりすることは少ないかもしれませんね。

 

ぜひ子どもたちと一緒に他の豆知識や雑学も探してみてはいかがでしょうか。

 

 

佐藤愛美(さとうめぐみ)

保育ライター。保育園や子育て支援施設にて担任や育児講座等の業務を経験。2016年にはフリーライターに転身。保育園の取材記事やコラムなどを中心に執筆し、現在に至る。

保育の仕事の魅力や、現場で活躍する保育者たちの生の声をお届けします。

-めぐみ先生の保育コラム

© 2011 保育パートナーズ